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一生独身でも幸せに生きられるタイプの人の特徴【結婚しない男】

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親愛なる読者諸君!

オタクパパだ!

 

最近、都市圏を中心に未婚の男性や女性が増加しているためか、生涯結婚せずに一生独身生活を貫くことを考えている人が増えているそうだ。

 

実際、一生独身であるにもかかわらず、人生を幸せに過ごしている人が存在していることは事実だ。

 

また、体育会系のリア充でもないオタクのような人間でも、充実した趣味をもって楽しい独身ライフを生きている人もいる。

 

彼らはオタクであるにもかかわらず、充実した人生を送っているため、リア充ならぬ

オタ充

といえるだろう。

 

彼らのようなオタ充を見ていると、

「あんな陰キャのオタクでも

 楽しそうな独身生活を

 満喫しているんだ。

 

 それなら、俺(私)だって

 趣味を充実させれば

 一生結婚しなくても

 楽しい独身ライフを

 送れるんじゃね?」

と、思わず考えてしまう人もいるかもしれない。

 

だが、ちょっと待ってほしい。

 

彼らオタ充の生き方は、体育会系のリア充と違い、一見ハードルが低そうに思えるが、これは錯覚だ。

 

実際、同じオタク趣味にどっぷり浸かってきた私から見ても、彼らオタ充は、

まるで別世界の生き物

なのだ。

 

私自身、これまで数多くのオタ充と出会ってきたが、彼らオタ充は一見、体育会系のリア充とは対極に位置するように思われるが、両者には共通点がある

 

その共通点とは、知らない人に気軽に話しかけ、他人をその気にさせる雰囲気を自然に醸し出す、圧倒的なコミュニケーション能力の高さだ。

 

これを知らずして、

「ゲームやマンガなどの

 趣味を充実させれば

 彼らと同じように

 楽しい独身生活を満喫できる」

などと考えていたら、大間違いだ。

 

実際のところ、普通の人間が、彼らオタ充の生き方をマネてみたところで、40代も後半になったときに、周囲からただのおじさん(おばさん)扱いされて孤立して、

「こんなハズじゃなかった・・・」

となるのがオチだろう。

 

というわけで、今回は、結婚せずに一生独身でも幸せに生きられるタイプの人間の実例として、私自身がさまざまなオタ充と付き合ってきた経験をもとに、

オタ充のリアルな実態

について紹介しよう。

体育会系のリア充よりエグい!オタ充のリアルな実態

以下の話は事実に基づくが、事実関係をあまりに正確に書きすぎると、当事者に迷惑がかかるおそれもあるため、一部脚色を加えて特定されないように事実関係をあえてぼかしている。

 

それゆえ、読者のみなさんには、その旨、あらかじめご承知おき願いたい。

社会人向けオタクサークルの華麗なる日常

その昔、私は、とある社会人向けのアナログゲームサークルに参加していた。

 

このアナログゲームサークルは、毎週土曜日に市民会館を借りて、約20〜30名の社会人の男女が集まって、ボードゲームやカードゲームなどの非電源系のゲームを遊ぶというオタク系のサークルだった。

 

会費は、市民会館の一室を借りるための費用のみで、一人あたり500円もあれば十分に足りた。

 

多くのアナログゲームサークルと同様に、この社会人サークルでも、5〜6人のサークルメンバーが各自のゲームを持ち寄ってテーブルに陣取り、プレイに必要な人数が集まり次第、それぞれのテーブルでゲームを開始するという流れを採用していた。

(↓)「カタン」は、当時のアナログゲームサークルの人気のゲームだった。

1ゲームにかかる時間はおよそ30分から長くて1時間程度。

 

朝9時に始まり、昼休みをはさんで、夜5時までがっつりゲームを遊びまくるという、ある意味健全なサークルだった。

 

なにせ、

「今日はいい天気ですね」

「こういう天気のいい日は

 がっつり部屋にこもって

 ゲームをやりたいね」

という会話が普通になされていたのだ。

 

毎週のように顔なじみのメンバーと1日中プレイするので、当然のことながら、サークルメンバーは仲良くなる。

 

そして、ゲームが終わった後も、有志の間で夕食を食べに行き、ゲームやアニメの話をがっつりしたものだ。

 

その点は、一般的な大学のオタク系サークルと変わらない。

 

社会人向けのオタク系サークルが大学のオタク系サークルと異なる点は、年齢も職業もかなりまちまちなところだった。

 

実際、ゲーム好きの人間が集まるオタク系サークルだけあって、実に多彩な職業の人間がいた。

プロのフィギュア原型師など多彩なオタクが集まるサークル

私が所属していた社会人サークルには、プロとして活躍するオタクも多かった。

 

例えば、海外製のゲームやフィギュアなどを取り扱うホビーショップの経営者や、任天堂のゲームも開発しているというゲーム開発者もいた。

 

ゲーム系のオタクサークルだけあって、ゲーム関係者が多かったように思う。

 

だが、彼らは基本的にオタクのためか、ゲーム中の会話や昼休みなどの休憩時間の会話においては、ゲームのみに限らず、アニメやマンガなどの話題も普通に出てきて、大変盛り上がったものだ。

 

そんなオタク気質の人間の多いサークルメンバーのなかで、ひときわ印象的だったのが、Mさんだった。

 

Mさんは、フィギュアを製作する

プロのフィギュア原型師

だった。

 

Mさんは、長髪を後ろで縛り、眼鏡をかけた20代前半くらいの青年で、会社でいろいろなフィギュアを製作して生計を立てているとのことだった。

 

彼はときどき、会社からもらったという食玩の模型をサークル仲間にプレゼントして、喜ばれていた。

 

一度、Mさんと同じテーブルに同席した際、私はMさんの職業について尋ねてみたことがある。

 

だが、私の期待に反して、Mさんの話はどちらかといえばネガティブな話が多かった。

 

彼が自分の職業について語るとき、いつも辛そうな表情をして、

「ライバルの仕事が早すぎて辛い」

「どうやったら、あんなに

 早く仕上げられるんだよ?

 チートにもほどがあるだろ」

といった愚痴ばかりこぼしていたのを覚えている。

 

私は、Mさんの愚痴を聞いて、

「フィギュア原型師も

 サラリーマンと同じく

 ライバルと比較されて

 大変な職業なんだな・・・」

と、しみじみと感じたものだ。

 

また、Mさんはいつもお金に困っていた。

 

Mさんに夕食をいっしょに食べに行こうと誘っても、自転車で行けない距離だと分かったとたん、Mさんは絶望に満ちた顔をして、

「電車に乗ったら

 お金がかかるのでやめとく」

と断念することが多かった。

 

ここで、

1駅たったの150円だろ?

 社会人なのになんで

 その程度の額を

 ケチケチするんだよ!」

と思われる方も多いかもしれない。

 

だが、

Mさんにとっての150円は

まさしく命をつなぐ金額

らしいのだ!

「それならなんで

 500円も払って

 ゲームサークルに

 参加しているんだよ?」

と、思わずツッコミたくなるかもしれないが、これはプロのフィギュア原型師なりの考えがあってのことだろう。

 

いま思えば、Mさんは、サークルメンバー(主に女性)の身体を観察して、新たな創作意欲のネタにしていたのかもしれない。

 

大学時代、アニメーション研究会で同人誌を描いていた女性がそのようなタイプの人間だった。

 

いずれにせよ、Mさんに会うたびに、私は、

「プロの芸術家というのは

 大変な職業なんだな…」

と、いろいろな意味で考え込んでしまうのであった。

 

だからこそ、私は、自らの命を削ってフィギュアに命を吹き込むフィギュア原型師に心から敬意を払うべきだと思う。

 

日本のフィギュア産業は、彼らフィギュア原型師の絶え間ない努力によって支えられているのだ!

(↓)どこから見ても違和感のないまどかタンの表情に今にも動き出しそうな脈動感! これを神といわずしてなんといおうか! これぞまさしく日本のオタク文化が生み出した芸術作品ともいえるだろう。どのアングルから見ても完璧な出来で、フィギュア原型師の巧みの技の結実ともいえる作品だ。もちろん、スカートの中身もフリフリで素晴らしい(震え声)。

画像リンク(Amazon)

魔法少女まどか☆マギカ 鹿目まどか (1/8スケール PVC塗装済み完成品)

というわけで、彼ら日本の神職人たる

フィギュア原型師達に敬礼!

見た目は「草食系」紳士のオタ充・Tさんとの出会い

ところで、このアナログゲームサークルの主催者はTさんだった。

 

Tさんは、年の頃は30代前半くらいだったと思う。

 

私は重度のコミュ障で、普段はあまり人付き合いの得意な方ではなかったが、少年時代から妙に波長の合う人物というのがたまにいて、Tさんがそのようなタイプの人間だった。

 

また、Tさんとは、たまたまレアなボードゲームの好みが一致していることもあって、意気投合することも多かった。

 

そんな経緯もあって、私はいつしかTさんの自宅に招待されて、日曜日や祝日にゲーム会をするほどの関係になった。

 

彼の部屋の中に初めて入ったとき、私は、海外製の貴重なボードゲームのコレクションがたくさん収められているのを見て驚いたことがある。

 

だが、それよりももっと衝撃を受けたのが、Tさんの交友関係の広さだった。

 

Tさんは、アナログゲームサークルの主催者だけあって、それこそ毎日のように数多くの人間と連絡を取り合い、友達の数も半端なかった。

 

ふつう、ゲーム仲間といえば、いつも数人の同じメンバーでつるんでいるといった印象があるが、Tさんはそのようなタイプではなかった。

 

Tさんの家に遊びに行くたびに、毎回知らない複数の人と顔合わせをするのだ!

 

ある日、私はうっかり予定日を間違えて、Tさんの自宅に遊びに行ってしまったことがある。

 

そのとき、Tさんは玄関の扉を開けて、

「今日は別の友達と

 別のゲームの予定が

 入っているんだけど・・・」

と、不機嫌そうにいわれたので、

「あ、すみません。

 来る日を間違えました。

 それなら、帰ります」

というと、Tさんは機転をきかせ、

「ま、ついでだから

 オタクパパさんも参加する?

 一人くらいなら

 入れないこともないしね」

と言われたので、急遽飛び入りでそのゲーム会に参加することにした。

 

そのとき、サークルでもまったく見たことのない知らないメンバーを紹介されて、面食らってしまった。

(Tさん、どんだけ友達がいるんだよ?)

私はTさんほど友達の多い人間を見たことがなかった。

 

そこらへんのリア充よりかは、よっぽど友達が多いのにちがいない。

 

Tさんは、それこそ毎日のように、いろいろな人間と入れ替わり立ち替わり、ゲームをしているようだった。

 

彼は、ゲームをプレイするために生まれたような人間のように思われた。

 

私も小学生の頃は、

「オレは50歳になっても

 ゲームで遊びまくるぞ!」

と、不埒なことを考えていたが、Tさんは、社会人になってもゲーム漬けの毎日を送っていた。

 

それだけに、Tさんのゲームの勝敗にかける熱意は尋常ではなく、プレイに負けると、執拗に再挑戦を申し込んできたものだ。

 

ある日、夕食を食べながら、Tさんが次のように言ったことがある。

「オレは一生

 ゲームをやって生きる」

これは、Tさんの偽らざる本音だったといえるだろう。

 

だがこのとき、私はまだTさんの本性を知らなかった。

 

友達の数は異常に多いものの、それでもTさんは、単なるゲーム好きのオタクだと思っていたのだ。

女性を手当たり次第に食いまくる!オタ充のリアルな実態

Tさんの主催するアナログゲーム会は、パーティーゲームなど手軽にできるゲームも扱っているためか、女性のメンバーも多かった。

 

また、若い女性も多く、一体どこで知ったのか、現役女子高生もゲームをプレイしに来るほどだったのだ。

 

主婦などは、ゲームの合間に子供の話などをしていた。

 

そういう意味で、学生のみが集まる大学のゲームサークルとは、雰囲気が違っていた。

 

Tさんは、見た目が草食系の紳士風であり、女性にも気軽に話しかけるタイプのため、ゲームオタクであるにもかかわらず、結構モテそうな雰囲気をもった人間だった。

 

そんなある日、女性陣を見ていると、Tさんが肘で私の脇を軽くつついてきた。

「今日もいろんなタイプの

 女性がいるよね。

 

 オタクパパさんは、

 どのタイプの女性が好みかな?

 

 もうこれだけいると

 よりどりみどりの

 選び放題だよね!」

私は驚いて聞き返した。

「は? 

 でもあの人たち

 みんな主婦じゃないですか?」

すると、Tさんは、半ば呆れたような、半ば軽蔑するような目をしていった。

いい年した大人が

 まだそんな青臭い

 こといってんの?

 

 オタクパパさんが

 そんな人だとは

 思わなかったなあ・・・

そのとき、私は突如、

Tさんとは別世界に

生きていることを悟った・・・

(↓)ゲームを利用して、女子高生から主婦まで数多くの女性たちと仲良くなるTさんは、同じオタクでも、まるで別世界の生き物だった・・・。

また、あるとき、サークルメンバーのとある2人の男女が結婚を報告してきたことがあった。

 

その晩、Tさんは私にいった。

「あの2人、出来てたのか・・・

 

 畜生、あの子、サークルで

 一番可愛い子だったんだがなあ

 

 待てよ?

 そうか! やっぱり

 あの晩だったのか!

 

 あの野郎!

 うまくやりやがって!」

このセリフを聞いて、私は確信した。

 

Tさんは、私と同じタイプのオタクではなく、実は、

オタクの皮をかぶった

リア充

だったのだ!

【まとめ】一生独身で幸せに生きられる人間の特徴

以上から、オタクであっても、必ずしも自宅に引きこもって、アニメやゲームなどのオタク趣味にひとり打ち込んでいる内向的な人間ばかりではないことが、おわかりいただけただろうか?

 

世の中には、Tさんのように、友達がたくさんいて、女性にも不足しない人間がたしかに存在する。

 

彼らオタ充の特徴は、以下のとおりだ。

・他人に積極的に絡んでいく

・誰にでも気軽に話しかける

・脈のある人は自宅や食事に誘う

結論を図示すると、以下のようになる。

体育会系のリア充 ≒ オタ充

共通点:圧倒的なコミュニケーション能力

陰キャラ = 普通のオタク

共通点:人付き合いが苦手

それゆえ、ゲームやアニメなどの趣味を充実させたところで、コミュニケーション能力のない人間は、決してオタ充にはなれないのだ。

 

上で紹介したTさんのように、

一線を超えられる人間

こそが、一生独身であっても友達に不足することなく楽しい人生を送ることができるといえるだろう。

 

というわけで、諸君もオタ充の生き方に惑わされることなく、堅実なオタ充ライフを満喫してほしい!

 

オタクパパより愛を込めて!

 

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この記事を書いた人

重度のコミュ障のため、友達ゼロのオタク親父。初音ミクと魔法少女をこよなく愛する。

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