親愛なる読者諸君!
オタクパパだ!
今回は、コミュ障・キモメン・中年(高齢)オタク・低年収(貧乏)など、
恋愛弱者のための
オタク婚活講座
の続きだ。
このオタク婚活講座では、重度のコミュ障にして、アラフォーの中年キモオタという
三重苦のカルマ
を背負った私が、リア充と競争しなければならない過酷な婚活戦線でさまざまな苦難を乗り越えたあげく、十●歳年齢差のある嫁さんと出会い、結婚に至った経験をもとに、
コミュ障中年キモオタの
ハンデを乗り越えて
婚活を成功させるために
役立つさまざまな方法
を伝授する。
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というわけで、今回は、私自身の婚活経験をもとに
重度のコミュ障の
私もうまくいった
婚活の初デートの
メニュー選びの極意
を語りたい。
コミュ障すぎて他人とまったく会話が続かなかった私の黒歴史
さて、私は、
重度のコミュ障
だ。
どれくらいコミュ障かというと、これまで他人と会話が長く続いたためしがない。
最近ニュースで話題の事件や、天候の話などのような、当たり障りのない話はできるのだが、自分の趣味嗜好を根掘り葉掘り聞かれるプライベートな会話が苦手で困ることが多い。
例えば、昼休みにエレベータで同僚と鉢合わせしたとき、私が手にしているコンビニ袋を見た同僚から
同僚
「オタクパパさん
コンビニですか?」
と、話をふられることがある。
このとき、私が
私
「ええ
そうですね」
と、そっけなく答える。
すると、
同僚
「そうですか・・・
ところで
オタクパパさんって
昼どきになると決まって
コンビニに行きますけど
いつも何を
買ってるんですか?」
私
「え? 何をって?
うーん・・・」
私
「・・・まあ
いろいろですね」
同僚
「いろいろ・・・
・・・ですか?
ちょっと、中身を
見せてくれませんか?」
私
「え? ちょ!
ダメポ!」
同僚
「ちょ・・・!?
どーしたんですか?
オタクパパさん!
どうせコーヒーか
何かでしょ?
なんでそこまで
必死になって
隠すんですかっ!」
という感じに、とにかくまともに会話が続かないのだ。
だが、そんな私であっても、婚活の初デートでは、数多くの初対面の女性と食事を終えるまで会話を続けることができた。
そして、コミュ障の私が、数多くの婚活女性とのデートを通じて気づいたのが、
コミュ障にとって
婚活の初デートの
メニュー選びが重要
だという点だった。
コミュ障が普通のメニューを選ぶと、相手との会話が続かなすぎて絶望する
私は、コミュ障が初デートのメニューで普通の料理を注文すると、会話が続かなくなる、ということに気づいた。
なぜなら、普通の料理は、
1.メインディッシュ
2.ドリンクまたはデザート
の2段階で料理が運ばれてくるからだ。
ここで、私自身の実体験をもとに、普通の食事が出たときの婚活女性のモチベーションの変化をグラフで表すと、下の図のようになる。
なお、下の図において、縦軸は時間の流れを表し、横軸は婚活女性のモチベーションの変化を表す。右へ行くほどモチベーションが高く、左へ行くほどモチベーションが低くなる。
(↓)普通の料理が出たときの婚活女性のモチベーションの変化を示すグラフ
普通の料理を選んだ場合であっても、最初にメインディッシュが出ると、婚活女性のモチベーションが急激に上昇してMAXになる。
だが、そこがモチベーションの頂点だ。
それ以降、食後のデザートが来るまでの間、ひたすら婚活女性のモチベーションが落ちていくだけだ。
なぜなら、相手の興味のある話題を次から次へと繰り出すことのできるコミュニケーション能力の高い男性とは違い、私のようなコミュ障は、食事の最中に
とにかく会話の
間が持たない
からだ。
そのため、必然的に沈黙の時間が長くなり、気がついたら、相手の女性は、
「少しは自分から
話せよコラっ!」
と、コミュ障への苛立ちがMAXになる。
この婚活女性のモチベーションがひたすら落ちて、マイナス状態になっている負の期間を私は、
魔の拷問タイム
と呼んでいる。
このように、婚活の初デートのメニューに普通の料理を選ぶと、メインディッシュが運ばれてきた直後、婚活女性は、一時的に料理の内容に関心を寄せてモチベーションが上昇するものの、すぐにモチベーションが下がってしまうのだ。
そのため、あなたは婚活女性のモチベーションを下げないよう、あらゆる手段を駆使して会話を持続させなければならない。
しかし、実際に体験してみると分かるが、コミュ障の男性が、初対面の女性と慣れない会話をしながら食事をする時間は、想像よりもはるかに長く感じられる。
それゆえ、コミュ障にとっては、この魔の拷問タイムは、まさしく
地獄の試練
といってもいいくらいだ。
コミュ障が、婚活の初デートに「コース料理」を選ぶべき理由
それではどうすればいいのか?
私がオススメしたいのは、婚活の初デートのメニューに、
コース料理
を選ぶことだ。
コース料理とは、フランス料理などの西洋料理において、時間差をおいて、料理が一品ごとに順番に供される一連の料理のことをいう。
フルコースの場合、例えば、
前菜
↓
スープ
↓
魚料理
↓
肉料理
↓
野菜
↓
デザート
↓
果物
↓
コーヒー
というように、時間をおいて、順番に料理がテーブルに運ばれてくる。
なお、最近では、西洋料理のお店に限られず、和食のお店でもコース料理を出すところは多い。
実は、このコース料理が、
コミュ障の婚活の
初デートのメニュー
として最適
なのだ。
なぜか?
なぜなら、コミュ障にとって、
定期的にメニューが
運ばれてくる
コース料理の形式が
途中で詰まりがちな
会話の助けになる
からだ。
ここで、下の図を見てほしい。図の見方は、上で示したのと同様だ。
(↓)コース料理が出たときの婚活女性のモチベーションの変化を表したグラフ
コース料理の場合、前菜 → スープ → 魚料理 → 肉料理 → 野菜 → デザート → 果物 → コーヒーと、一品ずつ料理が運ばれてくるため、その都度、婚活女性のモチベーションが上昇する。
これは、格闘ゲームでいえば、
適度なタイミングで
連続的にコンボが
決まる状況に似ている
といってもいいだろう。
それゆえ、食事の期間を通じて、魔の拷問タイムが生じにくく、最後まで婚活女性のモチベーションを高く維持できるのだ。
ここで、私自身の経験をもとに、初デートのメニューにコース料理を選んだ場合のメリットを具体的にあげてみよう。
1.会話に詰まっても、料理が運ばれてきたタイミングで仕切り直しができる
婚活の初デートにコース料理を選ぶ1番のメリットは、途中で会話が詰まっても、婚活女性のモチベーションの回復が容易にできるという点だ。
途中で会話に詰まりそうになって、気まずい雰囲気になりそうなときでも、次の料理を運びにウェイターが強制介入してくるため、婚活女性の注意をそらすことができる。
コース料理においては、ウェイターが料理を運んでくるたびに、料理の内容を詳しく解説する。
その間、強制的に聞き手に回るので、会話を仕切り直すことができるのだ。
例えば、
「なにこの人
さっきから全然
しゃべらない・・・」
と、険悪な雰囲気になっても、途中でウェイターの強制介入が入り、
「失礼いたします。
こちらは当店自慢の
スープでございます」
と、料理の原料などの説明に入る。
すると、たいていの場合、婚活女性の表情がにわかに変わり、
「わあ! 美味しそう!」
となって、それまでの不満が跡形もなく吹き飛んでしまうことが多いのだ。
2.料理が運ばれてくるたびに、実況中継で会話を持たせることができる
また、料理が運ばれてきたタイミングをうまく利用して、
「うーん、このスープ
味がまろやかで
甘みがありますね」
などと、「美味しんぼ」の山岡士郎になった気分で、適当に感想を実況中継することもできるのが大きなメリットだ。
このとき、相手の婚活女性もたいてい深くうなずきながら、
「うん! たしかに
甘いですね!
美味しい!」
と、たいてい「美味しんぼ」の栗田ゆう子のように共感してくれるので、いつの間にか、
ウェイターの介入前に
婚活女性にくすぶっていた
不満が劇的に改善している
ことが多い。
3.普通の料理と比べて高級感があり、たくさん食べた気分になるため、満足感が高い
また、コース料理は、普通の料理と比べて高級感があり、たくさん食べた気分になるため、満足感が高いのも大きなメリットだ。
人間というものは、何かの物事に大きく感動した場合、その感動に引きずられて、他の対象も好意的に見る傾向がある。
いわば、
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」
の逆バージョンが生じるのだ。
それゆえ、婚活女性が料理に満足すると、同席していた男性に対する好感度も上昇する傾向にある。
例えば、婚活女性が食事に満足すると、
「このオジサン
ちょっとコミュ障気味
でキモいけど
こんなに美味しい料理を
たくさん食べさせて
くれたのだから
意外と、まともな
人かもしれないかも…」
と考えてしまう。
だが、これは言うまでもなく、
認知バイアス
による錯覚
だ。
認知バイアスの一種「ハロー効果」とは
キリスト教の影響が強い西洋社会においては、見た目がどんなに胡散臭そうなオッサンであったとしても、天使の羽根が生えて、頭に輪っかがのっかっていたら、それだけで
サンタと同じ
聖人の仲間だから
きっといい人に
違いない!
と、無意識に錯覚してしまう傾向がある。
このような効果を心理学では、
ハロー効果
と呼ぶ。
ハロー効果とは、後光効果とも呼ばれ、ある対象を評価する際に、その対象が属している顕著な特徴に引きずられてしまい、評価が歪められる(認知バイアス)現象のことだ。
それゆえ、コース料理のような高級感のある料理を選ぶことにより、ハロー効果が生じて、婚活女性は無意識のうちに食事の満足感を相手の男性への満足感と取り違えてしまう。
その結果、婚活女性は、あなたに好意を抱くようになるのだ。
これだけのメリットが享受できるため、
コミュ障などの恋愛弱者は
できるだけ初デートの
メニューにコース料理を
選ぶべき
といえるだろう。
婚活の初デートのメニューに、コース料理を選ぶメリット
・途中で会話に詰まっても、定期的に料理が運ばれてきたタイミングで、婚活女性の注意をうまくそらすことができる
・料理が運ばれてくるたびに、料理の感想を実況中継できるので、会話の間をもたせやすくなる。
・普通の料理と比べて高級感があり、たくさん食べた気分になるため、婚活女性の満足感が高く、ハロー効果による好感度の上昇が期待できる。
婚活の初デートのお店をコスパ重視で選ぶと一生後悔する!
ここで、
「でも、コース料理って
普通の料理と比べて
値段が高いから
コスパが悪くねえか?」
と、思う人も多いかもしれない。
たしかに、婚活のデートにコース料理を選んだ場合、普通の料理と比べて、少なからぬ金銭的負担が生じるのは事実だ。
だが、私の経験上、それでも、婚活の初デートには、できれば既視感のある普通の料理は避けるべきだ。
なぜか?
その理由を私自身の実経験をもとに説明しよう。
結婚後、パートナーから初デートのお店の話ばかり聞かされる!
ところで、私は、この「恋愛弱者のためのオタク婚活講座」で紹介している数々の婚活テクニックを使って、いまの嫁さんと結婚したのだが、結婚後も、嫁さんとはしばしば婚活時のデートの話をすることがある。
だが、どういうわけか、嫁さんのデートの話は、
圧倒的に初デート
のお店の話が多い
のだ!
これまでの経験からいえば、嫁さんとの会話の中に出てくるデートのお店の比率は、次のような感じだ。
初デートのお店:
97%
2回目のデートのお店:
3%
3回以降のデートのお店:
0%
このように、結婚した後に嫁さんから出てくるデートのお店は、
初デートのお店の
話が圧倒的に多い
のだ!
ちなみに、2番目のデートのお店は、食べログ全国1位になったこともある、きれいな夜景を楽しめるお店だった。
私はもともと、この夜景を楽しめるお店を婚活の初デートの場にしていたのだが、嫁さんとの初デートのときは、たまたま予約でいっぱいになっていたので、急遽別のお店を初デートに選んだ。
そのお店は、和食のコース料理で評判のよいお店だった。
だが、具合の悪いことに、その和食のお店は、夜景を見られるわけではなく、また、対面式の座席のみで、横並びのカップル席やテラス席がなかった。
それゆえ、コミュ障の私は、夜景の実況中継も利用できず、初対面の嫁さんと面と向かって食事せざるを得なくなったのだが、他に予約がとれなかったので、そのお店を選ぶ以外、選択肢がなかった。
このように、嫁さんとの初デートのお店は、仕方なしに選んだお店だった。
だが、嫁さんと結婚した後、嫁さんとの会話で出てくるデートのお店は、たいてい初デートのお店だった。
いや、ほとんど初デートのお店の話題しか出てこないといってもいいくらいだった。
ここで、私が思ったのは、
「もし、初デートのお店が
サイゼリヤだったら
嫁さんから一生
サイゼリヤの話を
聞かされるハメに
なっていたのかよ!?」
ということだった。
それゆえ、私は嫁さんから初デートのお店の話を聞かされるたびに、
「ああ!
サイゼリヤを選ばなくて
本当に良かった!」
と、心の底から安堵したものだ。
このように、婚活女性にとって、一生記憶に残るのは、初デートのお店であり、それゆえ、結婚した後も、一生、初デートのお店の話を延々と聞かされる可能性が極めて高いのだ。
だからこそ、
初デートのお店を
コスパがいいという
理由のみで選んだら
一生後悔する
のだ。
というわけで、諸君も、
初デートのお店の
記憶は一生残る
ということを頭に入れておき、結婚後にパートナーから一生愚痴られて後悔しないよう、慎重に初デートのお店を選ぶようにしてほしい。
オタクパパより愛を込めて!
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