親愛なる読者諸君!
オタクパパだ!
オタクなら誰でも一度はハマったことのある趣味、それが
ジオラマ
だ!
ジオラマは見る人をとても楽しい気持ちにさせる。
特に、うまい人のジオラマはディテールも細かく、眺めているだけで思わず時の経つのを忘れてしまうほどだ。
そんなジオラマ制作者で、実写の合成写真と間違えてしまうほど、ものすごくリアルなジオラマを作成する制作者がいる。
それが、情景師アラーキーだ。
というわけで、今回は、
情景師アラーキーの
超リアルなジオラマ
を紹介したい!
情景師アラーキーの超リアルなジオラマが神すぎる!
最初に、下の写真を見てほしい。
この写真を見て、
「なんだ、
ジオラマの参考用に
実際のコンビニの
写真を撮影したのか?」
と思う人も多いかもしれない。
だが、実は、これは
本物のコンビニではなく
ジオラマのコンビニ
だ!
その証拠に下の写真を見てほしい。
指が映っている!?
そう、これは
紛れもなくジオラマ
なのだ!
な、なんだってーーーっ!!
実際、コンビニの中の棚をよくよく眺めてみると、棚の中の商品が一昔前のポリゴンゲームよろしく、のっぺりと平面状になっているのが分かる。
そう!
これは、情景師アラーキーがTVドラマの撮影用に依頼されて作成したジオラマなのだ!
このように、情景師アラーキーのジオラマは、一見しただけでは、実写とまったく区別がつかないのだ!!
まさに神
ジオラマ師!!
下の写真は、情景師アラーキー氏だ。
アラーキー氏のジオラマ写真は、指先が写っていなければ、実写の合成写真と思ってしまうほど、クオリティの高いものばかりだ。
実際、合成写真だと思ってしまう人が多いのか、
※合成写真では
ありません!
との注意書きがわざわざ書いてあるほど、情景師アラーキー氏のジオラマはリアルなのだ。
そして、「超リアルなジオラマ」において、
情景師アラーキー
の味わい深い
イラストによる
ジオラマの解説
が実にすばらしいのだ!
例えば、
アスファルトの表現は
80番の布ヤスリ
など、われわれモデラーにとっては、貴重な情報が満載だ。
「ええ!?
そんな方法が
あったのか?
すげえっ!!」
と悶絶してしまうこともしばしばだ。
実際、布ヤスリを用いて表現したアスファルトは、本当にリアルそのものだ。
上の写真で、一円玉や指先が写っていなければ、実写のアスファルトと思ってしまう人も多いのではないだろうか?
そして、驚くべきは、緻密なまでの建物のディテールだ!
下の写真のように、いかにも
昭和風の木目の
再現が凄すぎる
のだ!
また、
さび付いた
トタンの表現
も実に素晴らしい!
また、雨どいの汚れ具合などもうまく表現されていて、思わず唸ってしまうほどだ。
ハニカム状の雨戸や、スリガラスの窓の向こうに見えるピンクのカーテンがいかにも昭和風だ。
朽ち果てた漁船の木の質感がリアルすぎて悶絶するレベル
下の美しい情景写真を見て、
「どこかの浜辺で
実際の漁船を
撮影したポスター
かな?」
と思ってしまう人も多いかもしれない。
だが、実はこれも
実写ではなく
ジオラマ
だ!
な、なんだってーーーっ!!
この作品、近くでよく見ると、朽ち果てた漁船にさび付いたトラックと、実に味わい深い。
特に、長年の風雨にさらされ朽ち果てた漁船の木の質感が異常なまでにリアルなのだ!
見ているだけで、腐ったような海のにおいが漂ってくるようなジメジメした質感を感じる人も多いのではないだろうか?
特に、漁船の屋根のさび付いた感じや、ところどころ腐った木の表現が実に素晴らしい!
「超リアルなジオラマ」には、上のように1つ1つの写真に丁寧な解説が付いており、その種明かしを読むのも実に楽しい。
ジオラマの猫たちが可愛いすぎる!!
そして、情景師アラーキーのジオラマのもう一つの魅力は、ジオラマのところどころに野良猫がいる点だ。
箱の中をのぞいてみると、一匹の白猫が気持ちよさそうに寝ている。
アラーキー氏の猫が特に素晴らしいのは、いまにも動き出しそうなほど、躍動感あふれる生き生きとした姿をもっている点だ。
このように、一見、朽ち果てて時が止まったかのように感じられる情景で、猫たちの天国が描かれており、見ているだけで思わず微笑んでしまうのだ。
ディテールが凄すぎて、思わずミニチュアの世界に浸ってしまう!
上の写真は、2008年に制作された「西瓜の夏」と題されたジオラマの情景写真だ。
この作品も見所が多く、実に味わい深い。
下の写真を見ると、
「え? 実写!?」
と一瞬、脳がだまされてしまうから不思議だ。
トラックの荷台に積み込まれた西瓜の山。
いかにも「日本の昭和の夏」といった風景に思わず懐かしさを感じる人も多いはずだ。
ところで、この作品、よく見ると実にディテールが細かい。
下の写真を見てほしい。
なんと、きらめく水面の中をたくさんの鯉が泳いでいるのだ!
ところどころ苔むした水底と水面のさざ波の感じが、あまりにもリアルすぎて、指先がなかったら、本物の写真と間違えてしまう人も多いのではないだろうか?
また、石橋に張り付いたツタやシダの感じも実にリアルだ。
よく見ると、ススキの穂や落ち葉の枯れ具合なども再現されており、実に細かい。
草の一本一本まで
再現するなんて
やり過ぎだろ!
これぞまさしく、
神ディテール
といえるのではないだろうか?
また、石の祠や地蔵など、見るだけでとても楽しい気持ちになるアイテムも多い。
また、この作品でも、犬が小便をしているシーンなど、いまにも動き出しそうな躍動感あふれる動物表現が健在だ。
ちなみに、ジオラマ制作者なら誰でも一度は制作を夢見たであろう
超リアルな
透明な水の
制作方法
についても、情景師アラーキーは惜しげもなくその神テクニックを公開してくれている。
「透明レジンの
硬化は約8時間
表面が水飴状に
なってきたら
竹串で表面を
何度も何度もつつく
すると水面に
凸凹ができて
リアルな水面に!」
このように、「超リアルなジオラマ」は、ジオラマ制作者にとっても貴重な情報が満載なのだ!
トタン壁の造船所のリアルさに思わず萌える!
上の写真は、「トタン壁の造船所」と題されたジオラマ情景写真だ。
この作品も見所が多く、見ているだけでとても楽しい作品だ。
クレーンのさび付いた感じがリアルで素晴らしい。
下の写真のように、指先が写っていなければ、実写と間違えてしまうほど、トラックもリアルに作り込まれている。
トタン壁を這うようにツタが絡んでいる様子がとてもリアルだ。
上の写真を見ても、トタン壁の継ぎ目のサビ具合や「安全第一」の看板など、細かいディテールが丁寧に作り込まれているのがわかるはずだ。
また、情景師アラーキー氏のジオラマの特徴は、暗闇の中の明かりの表現が実に素晴らしい点だ。
「本当に造船所の中から
撮影した写真じゃないの?
これ本当に模型かよ?」
そう思ってしまうほど、アラーキー氏の作品はリアルだ。
実際、下のライトに照らされた工具やスクリューなど、あまりにリアルすぎて、とても模型とは思えないほどの出来だ。
情景師アラーキー氏の作品の不思議なところは、
人がまったく
写っていないのに
なぜか人の存在を
感じさせる情景
が多いという点だ。
あたかもさっきまで作業員がいたかのような人の息づかいが感じられるのだ。
昭和の懐かしい風景が満載!!
そして、情景師アラーキー氏のジオラマの一番の特徴が
懐かしさを感じる
昭和の風景
だ。
上の写真は、2007年に制作された「やきいも」のジオラマの情景写真だ。
下の写真のように、「東芝ランプ」「力王たび」などの昭和テイストがあふれる看板がとても楽しい。
マンホールの上じ落ちた落ち葉。
マンホールの模様のディテールや土の感じが実にリアルだ。
また、木の枝や草の表現も実に細かい。
この作品で面白いのは、下の写真のように、「ホステス募集」の剥がれかけた広告が壁に貼られている点だ。
情景師アラーキー氏のイラストによるジオラマ解説も、制作の背景を知ることができて、読むだけでとても楽しい。
錆の表現が神すぎて悶絶するレベル!!
上の写真は、2006年に制作されたジオラマ「KABUTOMUSHI」の情景写真だ。
この作品の一番の見所は、なんといってもさび付いたまま朽ち果てた車だろう。
「オロナイン」や「東芝洗濯機」の昭和テイストあふれる看板にツバメの巣、屋根の上から巣の中をうかがう猫の姿など、見ていてとても楽しい作品だ。
また、情景師アラーキーの作品の素晴らしい点は、なんといっても
超リアルな
サビの表現
だろう。
え? これ本物の
金属じゃないの?
と思わずうなってしまうほどのリアルな錆なのだ。
もちろん、超リアルな錆の作り方まで細かく解説してあるので、興味のある方は、ぜひ「超リアルなジオラマ」を読んでみてほしい!
ジオラマのユニークなアイデアが秀逸すぎる!!
下の写真は、2007年制作のジオラマ「ATTENTION」だ。
これを見てもわかるとおり、イタリア製のカバンの上にそのままジオラマが制作された点が実にユニークだ。
この作品は、上であげた無人のジオラマとは打って変わって、たくさんのフィギュアが登場し、実ににぎやかな出来だ。
赤ん坊を抱いた母親が窓から通りを見下ろしている。
よく見ると、一匹の黒猫が尻尾を立てて歩いている。
指先の大きさと比べると、どれだけ細かいかがよく分かる。
また、「超リアルなジオラマ」では、建物の具体的な作成方法も解説されている。
ところで、情景師アラーキーのジオラマは、
リアルな
植物表現
も特徴だ。
壁をつたうツタの絡み具合など、
「一体どうやって
作るんだよ?」
と思う人も多いかもしれない。
だが、そのような読者の期待にこたえ、「超リアルなジオラマ」には、ツタの絡ませかたなど、
植物の極め方
も実に細かく解説してあるのだ!
「微に入り細に入り」とは、まさしくこういうことをいうのかもしれない。
見えないところにも驚くべき工夫がある!!
上の写真は、2006年に制作されたジオラマ「Bergepanzer」だ。
戦車が戦車を吊って運ぶ戦車運搬車も面白いが、この作品には、驚くべき「工夫」がなされている。
というのも、この作品は、下の写真のように、模型の外箱をベースとして制作されているのだ!!
使用工具まで細かく解説!これであなたも神ジオラマ師になれる!?
また、「超リアルなジオラマ」には、情景師アラーキー氏が実際にジオラマの制作に用いている工具類も1つ1つ紹介されている。
「開ける」「回す」「つまむ」など、実際にジオラマを制作しているモデラーにとっても参考になることうけあいだ。
珠玉の撮影テクニックが凄すぎる!!
次の写真を見てほしい。
この写真を見て、
「背景にリアルな太陽や
雲があるから今度は
外の撮影にいった
のかな?」
と思うかもしれない。
ところがどっこい!
この写真もまた、下のように
実際の空を背景に
ジオラマをカメラで
撮影したもの
なのだ!
な、なんだってーーーっ!!
しかも、「超リアルなジオラマ」が素晴らしいのは、どのようなカメラでどう撮影すれば、リアルな情景が撮影できるのか、企業秘密とでもいえるような貴重な情報をこれでもかと、余すところなく公開されているのだ!!
情景師アラーキーさん
あなたは神ですか!?
神じゃないんですか?
いや、神だ(反語)
次に、下の写真を見てほしい。
まるで、「金曜ロードSHOW!」のオープニングのような光景だが、
「ふむふむ
今度は実際の
夕暮れを背景に
カメラで撮影したのね?
わざわざ夕暮れの海に
撮影に行くなんて
モデラーも大変なんだね」
と思う人も多いかもしれない。
だが、実際には、この光景は、下のように
横倒しにしたパソコン
の画面を背景に
ジオラマを撮影した
ものなのだ!
な、なんだってーーーっ!
そう!
まさしく
ジオラマの魔術師
とでもいえるような驚くべき撮影テクニックなのだ!
これでもかというほどの圧倒的な情報量に、モデラーもびっくりする内容だ。
以上のように、情景師アラーキー氏のジオラマは、ディテールが実に細かく、丁寧に作り込まれており、見ているだけで時間が立つのを忘れてしまうくらい楽しい作品だ。
また、モデラーにとっても、参考になる裏話や制作テクニックが満載でとてもためになる。
あなたも一度「超リアルなジオラマ」を手に取って、あまりにもリアルすぎるジオラマの世界をぜひとも堪能してほしい!
オタクパパより愛を込めて!
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