親愛なる読者諸君!
オタクパパだ!
今回は
コミュ障のための
オタク婚活講座
の続きだ。
このオタク婚活講座では、重度のコミュ障のアラフォー中年キモオタの私が、リア充と競争しなければならない過酷な婚活戦線でさまざまな苦難を乗り越えたあげく、十●歳年齢差のある嫁さんと出会い、結婚に至った経験をもとに、
コミュ障中年キモオタの
ハンデを乗り越えて
婚活を成功させるために
役立つさまざまな方法
を伝授する。
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というわけで、今回は、
婚活においてオタクが
「ときメモ」から
多くのことを学んだ
ことについて紹介したい。
大学時代のキモオタ先輩による「美女と野獣」戦略の衝撃
さて、私は
重度のコミュ障の
アラフォー中年
キモオタ
という、ある意味、オタク三重苦とでもいうべき
カルマを背負った人間
だ。
そのため、婚活では目当ての女性にアプローチしても完全無視されたり、途中で予告もなしにいきなりフェードアウトされたりして、散々な目にあうことも多かった。
そんなとき、メンタルを強く保つには、どのようにすればいいのだろうか?
実は、メンタルを強く保つ秘密は、私の大学時代のオタク系アナログゲームサークルの設立者である先輩Hさんの生き方にヒントがあった。
Hさんは、まだ20代であるにもかかわらず、どこから見ても20代の大学生には見えない土木作業員のオッサン風のキモオタだった。
そのため、私は初めてHさんを見たとき、
「なにこのオッサン?
なんで社会人が
大学のサークルに
いるんだよ?」
と不思議に思ったほどだ。
だが、Hさんは、少女漫画から美少女ゲームまで、あらゆるオタク趣味に精通し、さながら「涼宮ハルヒの憂鬱」の主人公ハルヒのように、大学中のあらゆるオタク系サークルに首を突っこんでは、
「お前には
オタク愛が
感じられない!」
と、容赦無い批判を浴びせることで、大学のオタク系サークルでは、その名を知らない者はいないほどのちょっとした有名人だった。
まだスリム化する前の岡田斗司夫氏のような濃いキャラクターといえば、わかるだろうか?
実際、Hさんは、
意識高い系のオタク
だった。
だが、不思議なことに、Hさんは、キモオタであるにもかかわらず、なぜか女性にモテた。
実際、Hさんは、オタク活動にハマりすぎて何年も留年を重ねているにもかかわらず、美人OLと同棲さえしていたのだ。
どこから見ても野獣のようなキモオタなのに、なぜか目もくらむような美女を彼女にもつことができたのだろうか?
野獣のようなHさんが、美女とカップルになることができた具体的な手法については、下の記事で考察しているので、興味のある人は読んでみてほしい。
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この、野獣が美女とカップルになるために用いた戦略を
「美女と野獣」戦略
と呼ぶことにしよう。
「戦略」という言葉からも分かるように、「美女と野獣」戦略は、決して再現性のない偶然の産物ではない。
「美女と野獣」戦略は、統計学的な根拠に基づき、誰でも活用できるように、その具体的な手法をシステム化することが可能だ。
このオタク講座で紹介する婚活テクニックは、Hさんの生き方をヒントにして、「美女と野獣」戦略をごく普通の一般の人でも活用できるようにアレンジし、システム化したものだ。
そして、「美女と野獣」戦略は、キモオタでさえも美女とカップルになれることからも分かるように、従来のようなフツメン以上のための婚活・恋愛テクニックではなく、
恋愛弱者の
ための戦略
ということもできる。
ところで、この「美女と野獣」戦略は、ギャルゲーブームの火付け役ともいえる
「ときめきメモリアル」
(以下、「ときメモ」)の展開に似ていなくもない。
「ときメモ」は、1994年にコナミからPCエンジン向けに発売された恋愛シミュレーションゲームだ。
「ときメモ」は、日本の美少女ゲーム(ギャルゲー)ブームの火付け役であり、ギャルゲー最大のヒット作ともいわれている。
ストーリーは、「私立きらめき高校」に入学した主人公が勉強や部活でステータスを上げて、卒業式の日に、幼なじみの藤崎詩織から校庭のはずれにある伝説の樹の下で告白されることを目指して、高校3年間を過ごすというものだ。
ところで、野獣が美女とカップルになる「美女と野獣」戦略と、ギャルゲーの「ときメモ」がいったい何の関係があるのか?
以下、それについて考察してみよう。
「ときメモ」流の複数キャラアプローチが「美女と野獣」戦略の核心だ
ところで、従来の日本社会において、恋愛や婚活のスタンダード手法は、次のような感じだろう。
1.一人の女性にアプローチする
2.その女性と仲良くなったらゴールイン
3.その女性に振られたら、絶望する
4.絶望から立ち直ったら、別の一人の女性にアプローチする
(以下1に戻って繰り返す)
実際、私自身、Hさんに出会うまでは、このような恋愛手法が普通だと思っていた。
だが、イケメンのモテ男ならともかく、Hさんのような野獣タイプのキモオタの場合は、上のような従来のアプローチをとっていては、永遠に彼女など出来なかっただろう。
なぜなら、相手の女性から拒絶される可能性が、フツメンの一般男性よりもはるかに高いため、効率が悪すぎるからだ。
Hさんの女性との恋愛に対する哲学は、次のようなものだ。
俺はレアな男だ
俺のようなレアな男を
理解できるレアな女は
そうそういるはずがない
おそらく、
女性全体の
0.3%程度
にすぎないだろう
だが、それでも
問題はない!
なぜなら、俺を
理解できるレアな女が
0.3%しかいないのなら
1000人の理想の女性に
声をかければ
そのうちの3人から
好意的な反応が
返ってくるはずだ!
その3人の中から
最良の女性を選べばいい!
イッツ・シンプル!
これが俺のやり方だ!
おわかりだろうか?
Hさんの手法はとてもシンプルだ。
この哲学は、ガチャでレアなアイテムをゲットする発想に似ていなくもない。
要するに、
金と時間さえかければ
いつかは必ず
理想のものをゲットできる
という、オタクならではの発想だ。
Hさんの凄いところは、この考えを実行に移し、そして見事に実現した点だ。
よく考えてみてほしい。
普通に婚活していたら、
1000人の女性のうち
997人の女性から
「キモい!」と
拒絶される
わけだ。
言うは易く行うは難し
とは、まさしくこのHさんの発想に他ならないだろう。
実際、明治時代の恋愛のように、一人の女性に一途に尽くしたあげく、最後にフラれたのでは、そのダメージはかなりのものだ。
精神力がいくらあっても足りない。
メンタルの弱い人間なら、あっという間にSAN値(正気度)がゼロになって、婚活恐怖症になるはずだ。
それでは、どうすればいいのか?
ここで、
「ときメモ」の手法
が参考になる。
「ときメモ」は、ゲームとしては面白いが、恋愛シミュレーションとしては、正直いまいちだったと言わざるをえない。
なぜなら、特定の女の子のみを攻略しようとしても、目当ての女の子以外の女の子が次から次へと現れて誘われ、気がついたら
何人もの女の子と
同時多発的に
付き合っている
という、強制ハーレム状態になってしまうからだ。
そして、本命の女の子と一途に付き合おうと、他の女の子との付き合いを無碍に断ったら、爆弾が爆発して、全員から嫌われてしまうため、他の女の子ともデートをせざるを得ない状況に陥るのだ。
だから、本命の女の子はもちろんのこと、他の女の子の機嫌も損ねないよう、うまくスケジュールを組んで、卒業式の日に伝説の樹の下で、本命の女の子から告白されるよう、高校3年間を過ごす必要がある。
「一度に複数の女の子と
付き合うなんて、
ありえねーよ!」
そういう意味で、「ときメモ」は理不尽な「恋愛シミュレーション」ゲームだった。
だが、実をいうと、一度に複数の女性にアプローチする
「ときメモ」流
婚活アプローチ
の手法には、以下のようなメリットがある。
「ときメモ」流婚活アプローチのメリット
【メリット1】一度にアプローチする人数が多ければ多いほど、1人の女性からフラれたときのダメージが小さくなる
これが「ときメモ」流婚活アプローチの1番のメリットだ。
例えば、1人の女性に猛烈にアプローチをかけて、その女性から無碍に拒絶された場合を想定してみてほしい。
「A子!
なんでなの!?
あんなに猛烈に
アプローチしていた
のにいいいっ!
もうダメだ!
うわあああああっ!」
このように、ショックのあまり、拒絶された事実を受け入れられないかもしれない。
そして、その後、何人もの女性にアプローチをかけて、立て続けに拒絶されたら、
「もう疲れたよ
パトラッシュ…」
と、婚活自体を諦めてしまうおそれもある。
一方、これが一度に20人の女性にアプローチしていたら、どうだろうか?
1人の女性から無碍に拒絶されたとしても、
「あ、A子さん
ダメだったか
ま、いいか!
オレにはまだ
19人もいるし
A子さんとは
縁がなかっただけ
だよねw
ドンマイドンマイ!
てへぺろ(・ω<)」
このように
精神的なダメージが
20分の1に激減する
のだ!
また、この精神的な余裕感が、相手の女性にとって魅力的に映るのだ。
よく考えてみてほしい。
余裕がなくて、いつも必死でガツガツしているような男性と、いつも余裕たっぷりで、何ごとに対しても鷹揚に構えた男性と、相手の女性から見て、どちらが魅力的に映るだろうか?
考えなくてもわかるはずだ。
【メリット2】女性に対する経験値が急速に身につく
1人の女性に一途にアプローチする従来の手法は、必ずしも効率がいいとは言い切れない。
なぜなら、一人一人の女性に対して、それこそ石橋を叩いて渡るような繊細さが求められるからだ。
例えば、相手の女性と夕食を食べに行くにしても
「このお店で
良かったかな?」
と、不安に思うこともしょっちゅうだ。
また、メッセージをやりとりするにしても、
「ひょっとして
いまの表現は
まずかったかな?」
と、相手の女性に嫌われていないか、始終オロオロしてしまうこともあるだろう。
一方、一度に20人の女性にアプローチする「ときメモ」的な手法の場合、他の19人分とのやり取りが「サンプルデータ」として蓄積される。
それゆえ、これらのサンプルデータを参考にすることで、
「このお店は
雰囲気はいいけど
対応がいまいちだったから
別の店にしよう」
「この言い回しは
反応が良くなかったから
表現を変えよう」
と、
女性に対する
生きた経験値が
急速に身につく
のだ。
また、ある女性に対するアプローチが間違って、ひどい失敗をしたとしても、その経験は、他の19人の女性に対するアプローチで大いに役立つはずだ。
また、最悪、その20人の女性に対するアプローチが全て失敗したとしても、最初から1000人の女性にアプローチすることを目標に掲げていれば、
「いや、オレにはまだ
980人の女性がいる!
だから、あと
20人×49回分
リセットできるぜ!
余裕余裕!」
と、
1つのセッションでの
20人分の失敗を
次のセッションの
20人に活かす
ことができる
のだ!
実際、「ときメモ」の攻略において、最初はバッドエンドで「女々しい野郎どもの詩」を何度か聴くはめになっても、何度もリセットして再挑戦する度に、いつの間にかうまく攻略できるようになった人は多いはずだ。
このように、1セッション=20人単位でアプローチして何度も失敗を重ねるうちに、女性に対する経験値が急速に身につき、自分なりの攻略法を見い出すことができるようになるのだ。
【メリット3】いろんなタイプの女性にアプローチすることで、本当に自分にマッチングした相手を見つけやすい
3つ目のメリットは、いろんなタイプの女性にアプローチするため、本当にマッチングした相手を見つけやすいという点だ。
例えば、サンプルがn=1のみだと、比較対象がまったく存在しないため、相手の女性が自分に合っているのかどうか、いまいち判断がつきかねる経験はないだろうか?
一方、一度にアプローチする女性の数が多い場合はどうだろうか?
例えば、「ときメモ」の場合、紐緒結奈(ひもお ゆいな)や鏡魅羅(かがみ みら)のように、一見地雷のように思えるキャラが主人公の前に現れることがある。
だが、嫌煙することなく、彼女たちと実際に付き合ってみたところ、相手のキャラの意外な側面を見つけ、思わぬ魅力に目覚めることがあるのだ。
そのとき、ゲーム開始時に抱いていた、
「オレにはやはり
藤崎詩織こそが一番だ!
他のキャラなんて
合うわけがない!」
という、
最初の考えが
過ちであった
ことに気づいて、目が覚めるような体験をすることがある。
要するに、「ときメモ」をプレイする前の自分が、単に
食わず嫌い
であったことに気づくのだ。
そして、似たようなことは、ゲームに限らず、リアルな婚活でも起こりうることだ。
だからこそ、nを大きくすることで、さまざまなタイプの女性を知ることができ、自分に本当に合った最良の相手を見つけることができるのだ。
このように、一度に複数の女性にアプローチする
「ときメモ」流の
婚活アプローチの手法
から学ぶことは多い
ことが、お分かりいただけただろうか?
マッチングアプリが「ときメモ」流のアプローチを実現可能にする
ここで、
「一度に多数の女性に
アプローチする手法が
効果的なのは
よく分かった」
「でもな
リアルな婚活で
一度に多数の女性に
アプローチするなんて
現実的に不可能だろ!」
と思う人も多いかもしれない。
だが、その点なら問題はない。
このような「ときメモ」流のアプローチを実現可能にするのが、
婚活・恋愛マッチング
アプリの存在
だ。
冒頭で紹介したHさんのように、リアルな場で複数の女性にアプローチしていたら、それこそ野獣のようなバイタリティがないと精神がもたないだろう。
だが、ペアーズやOmiaiなどの婚活・恋愛マッチングアプリを使うことで、Hさんのような同時多発的なアプローチを効率よく行うことができるようになった。
婚活・恋愛マッチングアプリは、
「美女と野獣」戦略
のシステム化を実現
し、野獣のようなバイタリティをもたない、ごくごく普通の人間であっても、手軽に「ときメモ」流の婚活アプローチの手法を手軽に行えるようにしたのだ。
というわけで、次回のコミュ障のためのオタク婚活講座では、私自身がマッチングアプリを活用した経験をもとに、
「美女と野獣」戦略を
システマティックに
アレンジした婚活手法
を紹介したい。
オタクパパより愛を込めて!
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