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歯医者の口コミ業者の高評価に騙され、健全な歯を根こそぎ抜かれかけた実体験を語る

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親愛なる読者諸君!

オタクパパだ!

 

ここ最近、

「Amazonや

 食べログだけでなく

 歯医者の口コミも

 やらせだらけで

 全然使えなくなった」

と感じる人は、多いのではないだろうか?

 

実際、私自身、歯医者の口コミ業者のサイトを見て、評価のやたら高い歯科医院に行ったのだが、優良なホワイト歯医者どころか、

いい加減な診断で

健全な歯まで

根こそぎ抜きたがる

悪質ブラック歯医者

だった・・・。

 

というわけで、今回は、私が

歯医者の口コミサイト

高評価にまんまと

だまされて酷い目に

あいかけた黒歴史

を紹介したい。

【2020/10/18 追記】

歯医者の口コミ業者の高評価レビューにまんまと騙された私の実体験

前回、生まれて初めてお世話になった歯医者が、

史上最低の悪質

パワハラ歯学博士

であり、その杜撰な治療のために、私の歯がボロボロになった悲惨な体験を紹介した。

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だがその後、幸いなことに、ホワイト歯科医院を見つけることができた。

 

その歯科医院は、歯医者の先生が、事前説明も丁寧で、治療もうまく、近所の評判も良かったものの、キレイなお姉さんが大好きという

エロホワイト歯科医

だった。

歯科医の先生がキレイなお姉さん好きなのは、いささかアレだが、私自身に実害はないので、おおむね満足していた。

 

しかしながら、その後、結婚を機に、妻の実家近くの地域に新居を構えることになった。

 

そんなある日、エロホワイト歯科医院でかぶせてもらった奥の銀歯がとれて無くなってしまった。

 

新居からエロホワイト歯科医院までは片道2時間かかり、実質上、エロホワイト歯科医院への通院は困難だったので、新しい歯医者を探す必要にせまられることになった。

 

そこで、近くにいい歯医者を知らないか、妻にきいてみたところ、

「うーん・・・

 このあたりは

 ヤブ医者ばかりみたいよ」

という、ひどい情報しか得られなかった。

(↓)私の住んでいる地域は、なぜかヤブ医者しかいなかった。

まったく見知らぬ土地で、腕のいい歯医者を一から見つけなければならない、というのは想像以上の難題だった。

 

通常、新しい地域に引っ越してきた人間は、その地域でどこの歯医者がいいかなど、知りようがない。

 

特に、私のような重度のコミュ障にとっては、近隣の住人と仲良くなって、良い歯医者の情報を得るなんて芸当は、どだい無理な話だった。

 

だが、幸いなことに、現代には、

ネットという

文明の利器

がある!

 

そこで、さっそくネットで検索してみたところ、恐ろしいほどの数の歯科医院がヒットした。

 

それもそのはず、今では、歯科医院の数は、コンビニの数よりも多いのだ。

 

検索結果を見て、私は思わず戦慄した。

「こんなに歯医者が多いと

 どの歯医者がいいのか

 さっぱり分かんねーよ!」

そんなとき、検索の上位をほぼ独占して、イヤでも目についたのが、

歯科医院の口コミ

多数掲載した

歯科医院専門

口コミ業者EP**K

だった。

 

その圧倒的なまでの口コミの数は、さながら

「食べログ」の

歯医者バージョン

といった感じだった。

「すげー! 

 口コミがいっぱい

 あるじゃん!

 

 こんな便利なサイトが

 あったんだ!」

だが、それがとんでもない

ブラック業者による

ステマサイト(*注1)

だったことを知ったのは、はるか後の話だ。

(*注1)ステマとは

「ステマ」とは、

「ステルスマーケティング

(stealth marketing)」

の略称だ。

「ステルスマーケティング」とは聞き慣れない言葉だが、「ステルス」には「隠密」という意味があり、「マーケティング」には「商品を売るための宣伝などの企業活動」という意味がある。

すなわち、「ステマ」とは、

消費者に悟られない

ように隠れて行う

宣伝活動

のことであり、従来、「サクラ」や「やらせ」と呼ばれていたものと似たようなものといえるだろう。

そのとき、私が歯医者を評価する方法は、まるでゲームサイトの口コミや評判を見て、欲しいゲームソフトを決めるようなライトな感覚だった。

 

だが、往々にして「ファ●通」のレビューがまったく当てにならないことがあるように、口コミの評価だけで歯医者を決めるのは、あまりにもリスクが大きい。

 

それゆえ、私は口コミ内容を慎重に比較して選んだ。

 

私が最終的に選んだのは、口コミが最も多く、しかも評価が他の歯医者よりも抜きんでて高かった、とあるT歯科医院だった。

 

T歯科医院は、職場の最寄り駅から歩いて5分くらいで、アクセスが良好なだけでなく、

口コミの数が

なんと100以上!

もあり、その内容もとてもよかった。

「よし!

 この歯医者なら

 間違いない!

 

 ふ・・・(笑)

 オレの邪気眼に

 狂いはないぜ!」

私は、綿密なリサーチを終えて、慎重にセレクトした歯医者の異様なまでに高い評価に満足していた。

 

だが、その判断が

とんでもない間違い

であったことを、のちに痛いほど知ることになる・・・。

なぜか古びた雑居ビル内!?にあった口コミ評価No.1の歯科医院

口コミサイトのフォームで日時の予約をすると、T歯科医院から折り返し予約確認の電話がかかってきた。

 

私は、仕事帰りの時間帯に予約をとり、予約の日時になると、私は意気揚々とT歯科医院に向かった。

「この地域で

 口コミ評価No.1って

 どんなとこなんだろ?

 

 きっと綺麗な

 オフィス街にでも

 あるんだろうな」

だが、私の期待とは裏腹に、T歯科医院は、

薄汚い雑居ビルの3階

にあった・・・。

私は思わず目をうたがった。

「は・・・?

 

 こんな超薄汚い

 雑居ビルの3階に

 口コミ評価No.1の

 歯医者があるの?

 

 ・・・マジ?」

私が違和感を覚えたのは、いうまでもない。

 

だが、予約している以上、いまさら引き返すのもおっくうだった。

 

受付の女性に予約している旨を伝え、待合室に通される。

 

だが、薄汚い雑居ビルの外観とは裏腹に、院内はとても清潔できれいだった。

そういえば

 院内は清潔できれい

 って評価があったな」

待つこと数分、歯科助手のお姉さんに名前を呼ばれ、CTスキャンを受けるようにいわれる。

 

これまで私が受けた歯医者の検査といえば、普通のX線だったので、最新鋭のCTスキャンに驚いた。

「最新鋭のCTスキャンを

 使っているなんて

 やっぱ

 口コミ評価

 No.1の歯医者

 は違うぜ!」

私は感動した。

やたらと高圧的で歯を抜きたがる悪質歯医者との恐怖の対面

CTスキャンが終わった後、歯科助手のお姉さんに処置室に通された。

 

処置室の椅子に寝かされ、しばらく待っていると、T歯科医院の歯科医が現れた。

 

その歯科医は、どことなくファーストガンダムの主人公アムロ・レイの親父に似た雰囲気の、神経質そうな目をした30代後半くらいのやせぎすの男だった。

歯科医は、私が受付で書いた問診票を軽く一瞥した。

歯科医

「えっと

 詰め物はいつ

 とれたの?」

「はい

 数ヶ月前です」

歯科医

「数ヶ月前・・・?」

何がおかしかったのか、突然、歯科医はぷっと吹き出した。

 

歯医者の失礼な態度に、私は思わずむっとした。

「あの・・・

 最近、仕事が忙しくて

 なかなか歯医者に

 行けなかったので」

歯科医

「あ、そう・・・

 それじゃ、

 口を開けて」

そういって、歯科医は、私の歯の検査を始めた。

ひととおり検査を終えた後、歯科医はいった。

歯科医

「う〜ん、これは

 相当ひどいね。

 かなり削らないと

 いけないね」

「え・・・? 

 削るって!?

 

 銀歯がとれた

 部分をですか?」

歯科医

「いや、その歯も

 もちろん削らないと

 いけないけど、

 ココもソコも削る

 必要があるね」

そういって、歯科医は、私の歯のあちこちを指し示した。

「ええっ・・・!

 そんなに!?」

歯科医

「あと、この辺の

 神経も全部

 抜かないと!

歯科医の意外な言葉に、私は仰天した。

 

以前のホワイトエロ歯科医院での治療経験から、てっきり銀歯のとれた歯を少しだけ削り、新しい銀歯をかぶせて終わるものと思っていたからだ。

 

それなのに、銀歯がとれた歯だけでなく、一見なんともなさそうなその他の歯も数本削り、しかも神経まで抜かないといけないとは!!

 

あまりのショックに茫然自失とする私に、歯科医はたたみかけるようにいった。

歯科医

「それと、ここの

 前歯も削らない

 といけないね」

歯科医が指さした箇所を見て、私は戦慄した。

「え!?

 ちょ・・・!

 待って・・・!!

 

 前歯・・・前歯だけは

 マジで勘弁してほしい

 んですけど!!」

私は泣きそうになり、すがるような目で歯科医に懇願した。

 

すると、歯科医はとつぜん、不機嫌そうな表情になった。

歯科医

「あなたねえ! 

 

 このまま放置して

 おいたら、

 そのうち

 とんでもない

 ことになるよ!」

「え・・・でも

 前の歯医者では・・・

 

 まったく問題ない

 って言ってたのに」

私がたじろいでいると、歯科医は大きなため息をついた。

歯科医

「あのねえ・・・ 

 

 根本的に治療するには

 神経を抜かないと

 いけないの!」

そういって、歯科医はイラついた顔つきで、時計をチラ見した。

 

どうしようもない沈黙の間が流れた。

 

私が返事を渋っていると、歯科医は、いらだちを抑えきれない様子でしかめっ面をして、大きなため息をついた。

 

まるで、

歯科医

後がつかえてるから

 さっさと決めろよ!

と、歯科医の心の中の苛立ちの声が聞こえてくるようだった。

 

歯科医の有無を言わせない圧力に、結局、私は、歯医者の提案に泣く泣く同意することにした。

歯科医

「それじゃ

 今回は詰め物が

 とれた歯を消毒して

 応急処置しておいたから

 

 来週から本格的な

 治療に入るからね」

歯科医はそういって、沈鬱な気分の私に向かって、さっさと帰るようにうながした。

患者に対し上から目線でロボットのように対応する受付の女性スタッフ

その後、会計のため、受付近くの椅子に座って待っていたら、目の前で50がらみのサラリーマン風のオッチャンが、受付の女性と何やらもめていた。

オッチャン

「え〜〜〜っ! 

 もう予約いっぱいなの?」

どうやら、予約がつまっているらしい。

オッチャン

「それじゃ、

 この日の19時頃は

 どうなの?」

受付の女性

「いえ、平日の19時は

 どこもいっぱいです

 

 日曜日の夜

 なら空いていますが」

オッチャン

「はあ?

 日曜の夜!? 

 

 ちょっとね!

 日曜の夜に

 自宅からここまで

 来いっていうの?」

そういって、オッチャンは甲高い声をあげた。

 

オッチャンのいうとおり、オフィス街しかない地域に、わざわざ自宅から日曜日に来る患者など、そうそういないだろう。

 オッチャン

「平日はないの?」

受付の女性

「平日は、

 この日でしたら

 昼の2時頃

 に空いています」

オッチャンは、なかば切れかけた口調で怒鳴った。

オッチャン

「昼の2時頃って

 アンタね!

 

 その時間は仕事で

 忙しいんだよ!」

そんな不毛なやりとりがかれこれ

10分くらい

は続いていただろうか?

 

受付の女性との延々としたやりとりに、オッチャンはとうとう音を上げ、

オッチャン

「もういい! 

 その日の

 昼の2時でいいよ!」

と、吐き捨てるようにいって、大股で出て行った。

その肩は怒りでブルブル震えていた。

 

私は思った。

 

いくらなんでも、仕事帰りの夜に診察に来たサラリーマン相手に、

平日の昼2時の

予約を提案する

なんて、ありえないだろ!?

 

だが、私がこの一連のやりとりで特に気になったのは、受付の女性が

「申し訳ありません」

というお詫びの言葉が一切なく、始終、

能面のような無表情

で対応していた点だった。

 

それはさながら、血の通った人間ではなく、

ロボットか何か

無機質な無感情の

クリーチャー

を相手にしているかのようだった・・・。

正直なところ、このロボット的な受付の女性スタッフよりも、Pepperのほうが100倍愛嬌があって可愛らしいと思った。

 

もちろん、私が予約したときも、この受付の女性は、案の定、

日曜日の夜7時

とか、ありえない時間を提案してきた。

受付の女性

ご希望の曜日と

 時間帯ですと

 1ヶ月先

 になりますが・・・」

「うん!

 それでいいから!」

不審そうな目で見る受付の女性に、私は笑顔で答えた。

 

1ヶ月先に予約を設定したのは、もちろんいうまでもない。

 

貴重な前歯や神経を抜かれたくなかった私は、その後、仕事が忙しいだの何だの理屈をつけて、その歯科医院から電話がかかってきても

予約をキャンセルして

そのままトンズラした

もちろん、その後も電話がかかって来ると困るので、ちゃっかり着信拒否をしておいたのは、いうまでもない。

【後日談】別の超ホワイト歯医者で問題の歯を診てもらったら、まったく抜く必要がなかった・・・

実は、この話には、後日談がある。

 

T歯科医院の予約をキャンセルした後、私は苦労して、本当に評判のいい超ホワイト歯医者であるI歯科医院を見つけることができた。

 

このI歯科医院で、私は、T歯科医院の歯科医に抜く必要があると診断された歯を診てもらうことにした。

 

というのも、途中でトンズラしたとはいえ、T歯科医院の歯科医の診察結果が気になったからだ。

「オレの歯って

 そんなにボロボロ

 だったのかよ・・・」

その日以来、私は、毎日歯を磨くたびに、憂鬱な気分になっていたのだ。

 

だが、その心配は杞憂に終わった。

 

私の歯をひととおり検査し終わったI歯科医院の歯科医はいった。

歯科医

「後は、詰め物がとれた

 部分の歯を少し削って

 終わりですね。

 

 他の歯は

 おおむね良好です!

 

 そうですね・・・

 治療は2,3回で

 終わると思います」

歯科医の言葉を聞いて、私は思わず、耳を疑った。

は・・・?

どーゆーこと?

オレの歯って

ボロボロじゃ

なかったの?

「いや、そんなはずはない!」と私がいうと、その有名国立大学歯学部出身の歯医者は満面の笑みをたたえて答えた。

歯科医

「いえ、見たところ

 他の歯の状態は

 完璧ですね!

 

 今のところ治療の必要は

 全くありません!」

I歯科医院の歯科医の自信満々な笑みを見て、私は思った。

「他の歯も削ったり

 神経を抜かないと

 いけないっていう

 あのT歯科医院の

 歯科医の言葉は一体

 なんだったんだよ?」

要するに、

削らなくてもいい

歯を削って

抜かなくてもいい

神経を抜け

っていってたのか?

 

ここに至って、私は、ようやくT歯科医院の歯科医が

悪質ブラック歯医者

だったことを確信した。

 

もちろん、私が泣き寝入りしたのは、いうまでもない。

CTスキャンの

放射能(*注2)で汚染

される前の

きれいな歯を返せっ!

もうイヤッ!

あんなヤブ

歯医者!

(*注2)CTスキャンの放射能とは

原発の放射能汚染で大騒ぎする日本人は多いが、実は、CTスキャンの放射能汚染には無自覚な日本人が多い。

CTスキャン1回の被曝量は5.30ミリシーベルト。

CT検査を2回受けただけで、職業被曝の年間限度である50ミリシーベルトをオーバーしてしまう量だ。

米TIME誌(6月25日号)の記事によれば、

1回のCTスキャンの

発ガンリスクは

歯のX線を1400回

撮るのに等しく

また、

20本入り1パック

のタバコを毎日

19年間吸うのと同じ

だという。

参考PRESIDENT Online

というわけで、諸君も歯医者の口コミサイトにだまされて、健全な歯まで抜かれないよう、くれぐれも気をつけてほしい!

 

オタクパパより愛を込めて!

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この記事を書いた人

重度のコミュ障のため、友達ゼロのオタク親父。初音ミクと魔法少女をこよなく愛する。

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