オタク的知識

【勝ったら全員処刑】驚愕のデスマッチ!伝説のサッカー試合の逸話

投稿日:2019年2月14日 更新日:

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親愛なる読者諸君!

オタクパパだ!

 

あなたは、これまでスポーツの試合に命をかけて戦ったことがあるだろうか?

「戦争じゃあるまいし

 スポーツごときに

 命をかけるわけ

 ねーだろ!」

そう思う人がいるかもしれない。

 

また、

「試合に勝つためなら

 命をかけたっていいぜ!」

という、意気込みをもった人もいるかもしれない。

 

だが、そういう人でも、

試合に勝ったら

全員処刑される

と言われたら、どうだろうか?

 

それでも命をかけて戦うだろうか?

「処刑されてまで

 試合に勝とうなんて

 そんな奴いねーよ!」

そう思うのが、大多数かもしれない。

 

おそらく、ほとんどの人が、わざと試合に負けて生き延びようとするのではないだろうか?

 

だが、「事実は小説よりも奇なり」という。

 

実際、驚くべきことに

八百長試合を拒んで

勝利して処刑された

伝説のサッカー選手達

がいた。

 

彼らにとって、サッカーは、単なる試合ではなく、まさしく文字どおり

命がけの

デスマッチ

だったのだ!

 

というわけで、今回は、これら

命知らずの男たちの

伝説のサッカー試合

について、紹介したい。

ウクライナの伝説のチーム「FCディナモ・キエフ」

1941年6月22日、ナチスドイツが突如、ソビエト連邦を奇襲攻撃を開始し、ソビエトの大地を文字どおり蹂躙した。

 

特に、キエフ近郊では、ソビエト赤軍がドイツ軍に包囲されて殲滅され、約600,000名ものソビエト赤軍の将兵が捕虜になるという大敗北を喫した。

戦闘で廃墟になったキエフ

戦闘後のキエフ

突然の戦争により、キエフは荒廃し、多くの市民が仕事を失った。

 

もちろん、サッカー選手も例外ではなく、国内リーグも中断された。

 

キエフを本拠地とするソビエトのプロサッカークラブのディナモ・キエフの選手たちは、侵略者のナチスドイツの支配のもと、強制労働に従事することになった。

 

だが、ディナモ・キエフの選手たちは、決してサッカーを忘れなかった。

 

彼らは、休憩時間に工場の空き地で、暇さえあれば、草サッカーに興じていたのだ。

連戦連勝のウクライナ人チームとドイツ人チームの運命のデスマッチ

独ソ戦は、初戦では、ドイツ軍の圧倒的な勝利に終わった。

 

奇襲攻撃を受けたソビエト赤軍は、すべての戦線で制空権を失い、開戦後3週間で、ドイツ軍は、バルト、白ロシア、ウクライナの大半を占領した。

 

ソビエト赤軍は65万人もの兵士、3500機もの航空機、1500輌もの戦車を失い、壊滅的な危機に陥った。

 

ソビエトの敗北は、もはや時間の問題のように思われ、ドイツ国防軍は勝利を確信した。

 

そんなこともあってか、占領地のドイツ人は、なかば戦勝気分で新たな娯楽を求めていた。

 

そこで、1942年の夏、ドイツは、占領下の東ヨーロッパの国々でサッカーの試合を開催することを決定した。

 

そして、試合開始からしばらくして、ルーマニアやハンガリーのチームを相手に、次々と勝利をおさめ、試合にことごとく連戦連勝する恐るべきサッカー・チームが人々の話題にのぼるようになった。

 

そのチーム名は、FCスタート。

 

ドイツ軍によるキエフの占領後、すぐに活動を禁止された旧ディナモ・キエフの選手が集まって結成した即製のチームだった。

1942年8月6日の第1試合前の選手たちの集合写真。黒シャツがFCスタートの選手、白シャツがドイツ空軍チーム・フラケルフの選手。

FCスタートの連戦連勝の噂をききつけたドイツ人は、ナチスドイツの威信を誇示すべく、ドイツ空軍の選抜チームと、FCスタートとの特別試合をキエフで開催することにした。

伝説の「デスマッチ」のポスター

試合当日、スタジアムは満員だった。

試合開催にあたり、ナチスドイツは、FCスタートの選手たちに、チーム紹介の際は、直立の姿勢で右腕を斜め上に突き出すナチス式の敬礼をするよう要求した。

 

そして、観客が見守る中、ドイツおよびウクライナの両チームが入場した。

 

ドイツ人選手は、誇らしげに右腕を斜め上に突き出し、

「ハイル・ヒトラー!

 (ヒトラー万歳)」

と叫んだ。

 

敬礼の後、ドイツ人選手は、ウクライナ人選手を見た。

 

ドイツ人の無言の圧力を受け、FCスタートの選手たちは、否応なしに右腕を伸ばした。

 

その様子を見て、多くのウクライナ人の観客が失望した。

「侵略者のドイツ野郎の

 敬礼をするなんて

 最低な奴らだ!」

「戦争に負けたとたん

 この有様かよ

 

 しょせんアイツらも

 サッカーを続けるために

 ナチスの流儀に

 従うほかないのさ」

「け、クソ野郎が・・・」

だが、FCスタートの選手たちは、伸ばしていた右手の拳をとつぜん握りしめたかと思うと、右腕を折り曲げて胸に当て、

「体育万歳!」

と叫んだのだった。

 

ドイツ軍が監視する占領下のスタジアムで、ナチス式の敬礼を断固として拒否したFCスタートの選手たちの勇気ある行動に、観客たちは拍手喝采した。

うおおおおおおっ!

スタジアムは熱気に包まれた。

試合が開始してまもなく、FCスタートの選手のフォワードが、ドイツ人選手の乱暴な妨害にあって、脚を骨折するアクシデントが起こった。

間が悪いことに、1942年当時のナチスドイツ政権下のサッカーの試合では、選手交代は一切許されていなかった。

 

1人が退場したため、FCスタートの選手たちは、残りの10人で11人を相手に試合をせざるをえなくなった。

 

優位に立ったドイツ人チームは、FCスタートから先制点をあげた。

 

だが、FCスタートの選手たちはあきらめなかった。

 

1人選手が欠けて、不利な状況であるにもかかわらず、FCスタートの選手たちはゴールを決め、同点に追いついた。

 

スタジアム中のウクライナ人の観客たちが歓声をあげた。

「いいぞ!

 ナチスのクソ野郎を

 やっつけろ!」

さらに、2点目が入ると、スタンドの観客は総立ちになった。

ブラヴォーーーっ!!

「勝ったら全員処刑」八百長試合を強要するナチスドイツの将軍

ここで、ハーフタイムになった。

 

FCスタートの選手たちがロッカールームで休憩していると、思わぬ人物が選手たちを訪問してきた。

 

ナチス親衛隊少将にして、キエフの地方長官のクルト・エーベルハルト将軍だった。

クルト・エーベルハルト将軍

開口一番、将軍はいった。

「FCスタートの諸君!

 

 我が栄光ある

 ドイツ空軍選抜チームを

 相手に大いにやる

 じゃないか!

 

 実にすばらしい試合だ!」

将軍の人工的な笑みに、FCスタートの選手たちはみな、不審そうな目を投げかけた。

 

すると、将軍はとつぜん笑みを止め、すごみのある目で、ウクライナ人選手たちをにらみつけた。

「だが、残念ながら

 茶番はここまでだ!

 

 後半戦では、

 君たちは負ける

 運命にある

 

 なぜなら、我が栄光ある

 ドイツ空軍チームは

 いまだかつて

 負けたことがないからだ!

 

 特に、占領地域に

 おいてはな」

ここで、将軍は言葉をきって、ウクライナ人選手たちの顔を舐め回すような目でじっくり眺めた。

 

選手たちはみな、沈黙を保ったままだ。

「いいか!

 これは要請ではない。

 命令だっ!

 

 もし、君たちが

 この試合に勝つようなら

 君たちは一人残らず

 処刑される!

 

 我が栄光ある

 ナチスドイツに

 刃向かった者がどうなるか

 君たちは十分に

 承知しているはずだ。

 

 いいか、

 後半戦では

 必ず負けるんだ!

 

 わかったか!」

なかば狂気を帯びたような将軍のヒステリックな甲高い声が響きわたる中、FCスタートの選手たちは、将軍の言葉を始終、無言できいていた。

 

沈黙を「肯定」のあかしと受け取ったのか、将軍は唇をゆがめ、満足そうな笑みを浮かべて、ロッカールームを出て行った。

 

ハーフタイムが終わり、FCスタートの選手たちは、無言でピッチに戻った。

 

観客たちは、選手たちを見て、拍手喝采した。

FCスタートの選手たちの決意

クルト・エーベルハルト将軍について、黒い噂が絶えなかった。

 

キエフの占領後、3万人以上ものユダヤ人が行方不明になり、エーベルハルト将軍がユダヤ人の失踪に関与しているのではないかという噂が街中でささやかれていた。

 

試合に勝ったら処刑する」というナチスドイツ親衛隊少将の言葉にうそ偽りのないことは、誰もが疑わなかった。

 

だが、FCスタートの選手たちは、将軍の言葉について何も相談しなかった。

 

いや、相談する必要さえなかった。

 

なぜなら、彼らはみな、お互いを信頼しきっていたからだ。

One For All

All For One

(1人はみんなのために

 みんなは1つの

 目的のために)

彼らは無言でお互いに目を見合わせた。

 

そして、みなの腹の中が決まっているのを知って、微笑した。

 

彼らの心は1つだった。

「俺たちはみな、誇り高き

 ウクライナ人選手だ!

 

 俺たちの目的はただ一つ!

 勝利だ!

 

 そのために、

 この命を投げだそうが

 構わない!

「ウクライナの

 勝利のために

 全力を尽くす!」

後半戦が始まった。

 

FCスタートの選手たちは、手加減することなく、全力でプレーした。

 

まず1点、そしてさらに1点を追加した。

FCスタートの圧倒的な強さに、スタジアムは歓声につつまれた。

 

これを見たエーベルハルト将軍は唖然とした。

 

ドイツ人の観客たちも、ブーイングの嵐だった。

 

だが、FCスタートの快進撃を止めることはできなかった。

 

FCスタートの選手がゴールを決め、最終的に5対1でドイツ人チームに勝利した。

うおおおおおおおおおっ!

思わぬ裏切りにエーベルハルト将軍は怒り狂い、FCスタートの選手たちを叱責すべく、武装した親衛隊を引き連れてやってきた。

「これはどういうことだ!

 負けろといったはずだ!

 

 きさまら、

 いったい何をしたのか、

 わかっているのか!」

そして、将軍は、ルガーを取り出すと、空に向けて撃った。

パン!

スタジアムに銃声が大きく鳴り響く。

 

観客たちがざわめいた。

 

だが、FCスタートの選手たちは動揺することもなく、姿勢を正したまま、まっすぐ将軍を見返した。

「なんだその目は!

 反抗するのか!」

将軍は、選手たちの一人、FCスタートのキャプテンにして、ゴールキーパーのニコライ・トルセヴィッチ選手に銃口を向けた。

「その場で

 撃たれたいのか!

 スラヴ人め!」

トルセヴィッチは言った。

「文句があるなら

 そんなものを使わず

 正々堂々と

 サッカーの試合で

 やり返せ!

 

 それが本当の

 スポーツマンシップ

 というものだろ!」

トルセヴィッチが言い放った正論に、ナチスドイツの将軍は一言も言い返せなかった。

「ぐぬぬっ・・・!!」

ベルリン精鋭のプロサッカー選手との壮絶なデスマッチ第2選

3日後の8月9日、リターンマッチが開催されることが決定され、キエフの街に大量のポスターが貼り出された。

伝説の「デスマッチ」第2戦のポスター

ドイツチームは、第三帝国の威信のため、首都ベルリンから超一流のプロのサッカー選手を呼び集めた。

リターンマッチにおいても、スタジアムは満席だった。

だが、第2戦では、「治安の維持のため」という名目で、完全武装した親衛隊がスタジアム中に配置された。

 

マシンガンをもった兵士たちがにらみをきかせる中、試合が始まった。

 

試合開始後、ドイツ人チームが先制点をあげた。

 

今度の相手は、ベルリン中から集められた選りすぐりのサッカー選手だった。

 

そのため、第1戦とは比べ物にならないほどの激戦になった。

だが、FCスタートの選手たちはひるまなかった。

 

FCスタートの選手たちは、初戦では苦戦したものの、その持ち前の粘り強さと、並みいる東欧の強豪チームを相手に培った技術で、ドイツ人選手を圧倒した。

 

そして、FCスタートの選手がはなった渾身のボールがゴールを決める。

その結果、5対3でまたもやドイツ人チームに勝利した。

うおおおおおおおおっ!!

ブラヴォーーーーっ!!

侵略者のナチスドイツの選手相手に2度にわたって勝利した快挙に、ウクライナ人サポーターは歓喜した。

 

FCスタートの選手たちは喜びのあまり、集まってみなで抱き合った。

キャプテンのニコライ・トルセヴィッチ選手がガッツポーズを大きくかかげて、観客の声援にこたえる。

その瞬間、会場は、歓喜の声につつまれ、コールが鳴り響いた。

「トルセヴィッチ!

 トルセヴィッチ!

 トルセヴィッチ!」

選手たちはトルセヴィッチを取り囲み、胴上げする。

 

彼らは勝利をつかみ、喜びの絶頂にいた。

 

FCスタートの快挙に、スタジアム中、いやキエフ中のウクライナ人の心が喜びで一つになった。

ブラヴォォォーーーーっ!

デスマッチに勝利したFCスタートの選手たちにおとずれた過酷な運命

そのとき、一発の銃声が鳴り響いた。

パン!

驚いた選手たちと観客は、思わず銃声のしたほうを見た。

 

エーベルハルト将軍が、銃口から煙の立ち上る拳銃を片手に、突っ立っていた。

死に神のような恐ろしい形相で、将軍は、FCスタートの選手たちをにらみつけている。

 

将軍は叫んだ。

「諸君!

 

 我が栄光ある

 ドイツ人チームを相手に

 2度も連勝するとは!

 

 実に、素晴らしい

 戦いぶりだった!

 

 だが、君たちは

 やりすぎた!

 

 負けるべきだったのに

 君たちは勝った!

 

 なぜだ?

 なぜ、我々

 ナチスドイツに

 刃向かうのだ?

 

 無駄な努力だと

 分からないのか?

 

 諸君のような

 スラヴの劣等民族が

 我が神に選ばれし

 アーリア人に

 勝てるとでも

 思っているのか?」

将軍の言葉に、FCスタートの選手たちは反発した。

「人種だと?

 劣等民族だと?

 ふざけるな!

 

 サッカーに

 アーリア人も

 スラヴ人も関係ない!

 

 俺たちはつねに最善の

 プレーをするだけだ!

 

 そして最善の

 プレーをした者が

 最高の栄誉を勝ち取る!

 

 それがサッカーの世界だ!

 

 サッカーは、おまえら

 ナチスの宣伝のために

 あるわけじゃない!

 

 サッカーは

 万人のためのものだ!

FCスタートの選手たちの信念は強かった。

 

神聖なサッカーがナチスのプロパガンダに汚されることに、なによりも我慢がならなかったのだ。

 

だからこそ、彼らは正々堂々と試合を戦い、勝利した。

 

彼らは、このデスマッチを通じて、

サッカーは万人のための

真に公平なスポーツ

というメッセージを世界に伝えたのだ。

 

FCスタートの選手たちは、自分たちが正しい行為をしたことに満足し、自分たちの選択に悔いはなかった。

 

ウクライナ人選手の決意に満ちた表情を見た将軍は、これ以上話しても無意味なことを悟った。

 「なるほど、それが

  お前たちの答え

  ということか

 

  いいだろう!

 

  分かっているとは思うが

  この代償は高く

  つくだろう

 

  我らがナチスドイツに

  刃向かった者が

  どうなるか

 

  君たちはこれから

  嫌でも知ることになる!

 

  逮捕しろ!」

将軍が片手を振って合図をすると同時に、将軍の背後で待機していた親衛隊がFCスタートの選手を逮捕するために駆けだした。

「俺たちの命運も

 ここまでか・・・」

マシンガンの銃口を突きつけられ、FCスタートの選手たちは観念した。

 

だがここで、思わぬアクシデントが起こった。

 

次の瞬間、怒り狂った群衆たちが次々と観客席からなだれ込んできたのだ!

 

何百、いや何千という群衆が雪崩のごとく、スタジアムからピッチの芝に駆け込んでくる。

うおおおおおおおっ!!

不意を突かれた将軍と親衛隊が群衆に押されてもみくちゃにされ、踏みつけられる。

 

とたんに、スタジアムは大混乱になった。

 

この混乱のさなか、3人のFCスタートの選手たちが群衆にまぎれて姿を消したという。

 

実は、この3人のサッカー選手の脱出のエピソードは、後に、1981年に公開されたシルベスター・スタローン主演のアメリカ映画「勝利への脱出」のモデルになった。

 

だが、残りの選手達は、ハリウッド映画のようなハッピー・エンドというわけにはいかなかった。

 

現実は、勝利への脱出からはほど遠かった。

 

アレクサンダー・トカチェンコ選手は、逃亡しようとしたところをゲシュタポに撃たれた。

 

ニコライ・コロトキク選手は、ソ連軍のスパイの嫌疑をかけられ、ナチスドイツの秘密警察ゲシュタポから残忍な拷問を受けた。

 

不運なことに、コロトキク選手は、苛酷な拷問によって、若干33歳にして心臓発作で亡くなったという。

 

また、残りの選手達も、ゲシュタポに逮捕され、ウクライナの首都キエフ近郊の峡谷バビ・ヤールのスィレーツィ強制収容所に連行された。

 

強制収容所に送られた選手たちのその後の運命については、以下の記事にまとめた。

【勝ったら全員処刑】伝説のサッカー試合に勝利した男達の壮絶な最期

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なお、この「命がけのデスマッチ」には、無数の伝説が流布している。

 

一説によると、さらに3試合目まであり、この試合では、FCスタートは8対0でドイツ軍チームに圧勝し、その後、選手全員が逮捕されて処刑されたという。

 

だが、どの伝説も大筋では一致している。

 

もっとも、選手たちと将軍との具体的な会話の内容についても、さまざまな説があり、定まっていない。

 

それゆえ、当時のナチスドイツやキエフの状況を記載した資料に基づき、「おそらくこんな感じではないだろうか?」と、想像で書いた部分もあり、私自身の妄想もいくぶん入っている点は、ご容赦ねがいたい。

 

だが、いずれにせよ、この逸話は、多くの人々の魂をゆさぶるようなエピソードであることは間違いない。

 

今日、ディナモ・キエフのスタジアムの前には、いまでも彼らウクライナ人選手たちの勇気をたたえる記念碑が建っているという。

キエフのダイナモスタジアムに建てられた選手たちの記念碑

出典 V & A Dudush - Memorial at Dynamo Stadium

このデスマッチはまさしく、勝利のために命をかけたサッカー試合だった。

 

私は、ナチスの暴力にけっして屈することなく、スポーツマンとして正々堂々と戦った、彼らの勇気ある行動に敬意を表したい。

「コロコロコミック」の漫画にも描かれた伝説のデスマッチ

ちなみに、このサッカー試合のエピソードは、後に「ザ・デス・マッチ」として広く人々に知られ、日本では特に「月刊コロコロコミック」1979年11月号に「実録サッカー戦士」(小林辰禎著)にも描かれて話題になった。

 

昭和のプロレスの八百長ぶりに嫌気がさした当時の少年たちは、

やらせや八百長試合

をするくらいなら

処刑されたほうが

はるかにマシだ!!

という、男たちの生き様に驚き、感銘を受けたのだ。

 

そういう意味で、この伝説のサッカー試合のエピソードは、やらせや捏造が当たり前のように横行する現代の日本社会において、われわれ日本人が失った精神を伝える逸話といえるかもしれない。

 

オタクパパより愛を込めて!

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