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引き出しが開かない!引出しを開けるための5つの方法【完全図解】

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親愛なる読者諸君!

オタクパパだ!

 

机の引き出しが突然開かなくなって、パニックになったことはないだろうか?

「あれ?

 さっきまで開いていた

 机の引き出しが

 急に開かなくなった!

 

 大事な書類を今すぐ

 取り出したいのに

 どうしよう!

実をいうと、この記事を書こうと思ったそもそもの経緯も、ほかならぬ私自身が、つい先ほど、会社の机の引き出しが突然開かなくなってパニックになったからだ。

 

ネットの情報をいろいろ試してみてもうまくいかず、かれこれ5〜6時間くらい苦悩するうちに、突然閃いたある方法を試してみたら、なんとかうまく引き出しが開いたのだ!

 

というわけで、今回は、

開かなくなった

開かずの引き出しを

必ず開くための

方法5選

を紹介したい。

【2020/11/05 更新】

なぜ、ついさっきまで開いていた引き出しが突然開かなくなるのか?

ところで、「開かずの引き出し」について、あなたは、次のような疑問をもったことはないだろうか?

「どうしてさっきまで

 普通に開いていたのに

 いきなり開かなく

 なったんだよ?

 おかしいだろ?」

たしかに、これは一見、不思議な現象のように思われる。

 

実は、この現象は、単純な力学で理解可能だ。

 

下の図は、

開かずの引き出し」

 が生じるメカニズム

を図解で表したものだ。

 

下図の矢印1に示すように、引き出しの中が物でいっぱいの状態で、引き出しを無理矢理閉めたとしよう(矢印1)。

 

すると矢印2に示すように、引き出しの中の物が上から圧迫された状態で収納される(矢印2)。

このとき、引き出しを無理矢理閉めても、中の物を無理矢理押し込めることは可能だ。

 

だが、引き出しの中の物が引き出し内にうまく収まった後で、状況は一転する。

 

なぜなら、引き出しが机の中に収まったとたん、引き出しの中の物に上からかけられていた圧力がなくなるため、その先端が棚口の上のほうまでせり上がるからだ(矢印3)。

その結果、せり上がった中の物の先端が棚口にひっかかって、引き出しが開かなくなる(矢印4)。

 

このように、開かずの引き出しは、引き出しの中が物でいっぱいの状態で、引き出しを無理矢理閉めたために生まれるのだ。

 

私の場合も、まさしくこのパターンだった。

「引き出しの中が

 物でいっぱいだけど

 

 無理矢理押し込めたら

 なんとか入りそうだから

 

 このまま力づくで

 押し込んじゃえ!

 えいっ!

その結果

開かずの引き出しが

誕生する・・・

「あのとき、力づくで押し込めなければ良かった・・・」

このように、力学の原理を考えれば、さっきまで開いていた引き出しが突然開かなくなる現象は、決して不思議な現象でも何でもないのだ。

引き出しが開かなくなったときの5つの対処法

「開かずの引き出し」が発生するメカニズムが分かったところで、中の物が詰まって突然開かなくなった引き出しを、どうすれば再び開くことができるのだろうか?

 

次に、上のメカニズムに基づいた引き出しの具体的な開け方について考察してみよう。

 

まず、私がネットの情報をもとに実際に検討してみた対処法をいくつか紹介する。

 

私の場合はうまくいかなかったが、人によっては有効な方法かもしれない。

【対処法1】引き出しを揺さぶる

最初の対処法は、もっとも手軽かつ単純だ。

 

なぜ、引き出しを揺さぶるだけで、それまで頑として開かなかった開かずの引き出しが、突然開くようになるのだろうか?

 

ここで、開かずの引き出しが生じるのは、せり上がった中の物の先端が棚口にひっかかって、引き出しが開かなくなるためであることを思い出してほしい(矢印1)。

だから、下の矢印2に示すように、せり上がった中の物の先端を棚口から引き離してやることができれば(矢印2)、引き出しが開くようになる(矢印3)。

それゆえ、上のようにせり上がった中の物の先端を棚口から引き離すには、引き出しを前後左右上下に揺さぶる、特に前後に揺さぶるのがいいという結論になる。

 

というわけで、

つべこべ言わず

引き出しを

激しく揺さぶれ!

あなたの運が良ければ、引き出しを揺さぶっているうちに、中の物の配置が変わって魔法のように引き出しが開くようになるかもしれない。

【対処法2】机自体をひっくり返す

2番目の開け方は、若干荒療治だ。

 

引き出しを揺さぶっても解決しない場合、引き出しの中の物の配置が固まってしまっているため、それ以上引き出しを動かしても、ラチが開かない可能性が高い。

 

例えば、パンパンの書類を机の引き出しに無理矢理押し込んでいる場合、このような状況に陥りやすい。

 

そこで、次に考えられるのが、

机自体を動かしてやる

という発想だ。

な、なんだってーーーっ!

 

要するに、地球の重力加速度を最大限にフル活用して、引き出しの中の物の配置を強引にリセットするのだ。

 

あなたの運がよければ、引き出しの中の配置がリセットされて、再び開くことがあるかもしれない。

 

ただし、せっかく開けたとしても、引き出しの中の物がぐちゃぐちゃになっている可能性もあるため、覚悟して挑んでほしい。

また、この方法は、下手をすると、机の重みに押しつぶされてしまう可能性があるため、腕力のない子供や女性・年配の方などには正直お勧めできない。

 

仮にあなたが屈強なマッチョ男性であったとしても、周囲に大変な騒音をまき散らすおそれがあるため、夜中に机をひっくり返すことはお勧めできない。

 

場合によっては、あなたがおかしくなったと思われるかもしれないので、くれぐれも気をつけてほしい。

【対処法3】平べったい物を引き出し上の隙間から挿入する

3つ目の開け方は、引き出しと上の棚口の間の隙間から、下敷きや物差しなどの平べったい物を挿入するという方法だ。

下敷きを隙間に

挿入するだけで

開かずの引き出しが

開くことがある

一見不思議なことのように思われるが、これも単純な力学の原理で説明可能だ。

平べったい物を隙間から挿入すると開かずの引き出しが開くメカニズム1

下図のように、何らかの拍子で上にせり上がった物が、棚口に引っかかって引き出しが開かなくなったものとしよう(矢印1)。

このとき、下の矢印2のように、引き出しと上の棚口の間の隙間から下敷きや物差しなどの平べったい物を挿入してやると(矢印2)、中の物が上側から押さえられる(矢印3)。

その結果、中の物の先端が棚口よりも下側に引き離されるため、引き出しが開くようになるのだ(矢印4)。

平べったい物を隙間から挿入すると開かずの引き出しが開くメカニズム2

また、下図は、引き出しの中の物が棚口にひっかかって、引き出しが開かない別のパターンを図解したものだ(矢印1)。

 

この場合、下の矢印2に示すように、引き出しと上の棚口の間の隙間から下敷きや物差しなどの平べったい物を挿入してやると(矢印2)、今度は中の物が下側から押さえられる(矢印3)。

その結果、中の物の先端が棚口よりも上側に引き離されるため、引き出しが開くようになるのだ(矢印4)。

ちなみに、下敷きや物差しの他に、

フライ返し

を使っても、引き出しを開くことができるそうなので、台所から持ってきて試してみるのもいいだろう。

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下敷き・物差しを隙間から挿入しても引き出しが開かない理由

ところで、上でとりあげた方法はいずれも、従来からネットで知られた方法だ。

 

だが、上の方法で解決しないケースもある。

 

例えば、下図に示すように、引き出しを閉めた際に、押し込められた反動で、上にせり上がった中の物の先端が、引き出しと棚口の間の隙間よりも上側に来るような場合だ(矢印1)。

この場合、せり上がった中の物の下端も引き出しの底の部分に固定されていると、引き出しと棚口の間の隙間から下敷きや物差しなどの平べったい物を挿入しても(矢印2)、中の物の先端部分が上側に押し付けられてしまうだけとなる(矢印3)。

その結果、引き出しの隙間から平べったい物を挿入しても、中の物が棚口にひっかかったまま、開かずの引き出しの状態が解消されないままになるのだ(矢印4)。

 

実際、私の場合もこのパターンにはまってしまい、引き出しの隙間から下敷きや物差しを挿入してみたが、うまくいかなかった。

【対処法4】薄い物を後方から挿入する

それでは、上の問題点を解決するには、どうすればいいだろうか?

 

ここで、

「押してもダメなら

 引いてみろ」

という有名なことわざがある。

 

上のことわざが示すように、開かずの引き出しも、

逆転の発想

で解消することがある。

 

例えば、下図のように、何らかの拍子で上にせり上がった物の先端が、引き出しと棚口の間の隙間よりも上側に来てしまった場合を想定しよう(矢印1)。

この場合、引き出しと上の棚口の間の隙間から下敷きや物差しなどの平べったいものを挿入しても、開かずの引き出しが解消しないのは、上で説明したとおりだ。

 

だが、ここで、下図に示すように、発想を逆転して、引き出しの後方から下敷き・物差しを挿入した場合(矢印2)はどうだろうか?

このとき、矢印3に示すように、中の物が上から押さえられた結果(矢印3)、中の物の先端が棚口よりも下側に引き離されるため、引き出しが開くようになる(矢印4)。

 

また、中の物が引き出しの幅に対して細長い物である場合は、その先端が棚口に対して斜めを向くように、横方向から物差しでなぎ払うように差し込むことで解決することもある。

 

それゆえ、引き出しの後方や側方から下敷きや物差しを挿入することができる場合は、試してみるといいかもしれない。

 

だが、この方法の欠点は、引き出しの後ろや橫に十分なスペースがある場合にしか使えないという点だ。

【対処法5】針金ハンガーで引き出しを開く方法

最後の開け方は、

針金ハンガー

を使用する。

針金ハンガーを使うメリット

針金ハンガーは、以下の点で、下敷きや物差しよりも優れている。

1.柔軟性があり、自由に変形できる

2.それなりに強度があり、大きく曲げても破砕しない

3.100円ショップで安価に入手できる

4.壊れても、針金なので全然惜しくない

下敷きや物差しの場合は、自由に曲げられないため、引き出しの前側の隙間からまっすぐ入れるしかなく、また、強引に曲げて折れてしまった場合、精神的なダメージを受けるリスクも高い。

 

一方、針金ハンガーなら、柔軟性があるため、好きな形に自由に変形できるし、仮に、曲げすぎて壊れてしまっても、もともとタダの針金なので、痛くもかゆくもない。

針金ハンガーの準備の仕方

開かずの引き出しを開けるための針金ハンガーの準備の仕方を説明する。

 

針金ハンガーとしては、開かずの引き出しの隙間の大きさと比べて、針金の太さが同程度から小さいものを選んでほしい。

次に、下の矢印1に示すように、針金ハンガーの底辺の部分を上側に折り曲げ、全体として「へ」の字型になるように変形する(矢印1)。

また、上のフックの部分が邪魔になるようなら、矢印2に示すように、下側に折り曲げるか、ニッパーなどで切り落とすとよい(矢印2)。

これで準備完了だ。

針金ハンガーによる引き出しの開け方

次に、下図のように、「へ」の字に曲げられた方が外向きになるようにして、引き出しと上の棚口の間の隙間から針金ハンガーを挿入する(矢印1)。

そして、針金ハンガーの先端が、棚口にひっかかった突起物の向こう側に到達したとき、下の矢印2に示すように、引き出しの内側に向けて針金ハンガーを回転させる(矢印2)。

次に、下の矢印3のように、突起物を下側に押さえつけるような感じに、針金ハンガーを手前側に引き寄せる(矢印3)。

すると、あら不思議! それまでかたくなに開かなかった開かずの引き出しが開くようになる(矢印4)。

 

具体的なコツとしては、草を鎌で刈るように、針金ハンガーを突起物にひっかけつつ、下側に押さえ込むように針金ハンガーを回転させるといい。

 

このようにすることで、引き出しの後方や側方から無理矢理下敷きや物差しを挿入しなくても、棚口にひっかかった突起物を下側にスムーズに押さえ込むことができ、開かずの引き出しが開くようになるのだ。

針金ハンガーの欠点

もちろん、針金ハンガーを使った引き出しの開け方にも弱点がないわけではない。

欠点1:針金の太さより狭い隙間には使えない

1つ目の欠点は、針金の厚さが約3ミリのため、引き出しの隙間がそれよりも狭い場合は、針金ハンガーを入れることができないという点だ。

 

だが、少しでも引き出しが開く状態なら問題はない。

 

なお、引き出しの隙間をつくる具体的な方法については後述する。

欠点2:針金ハンガーよりも長い突起物には使えない

2つ目の欠点は、針金ハンガーよりも長い突起物には使えないという点だ。

 

この場合は、針金ハンガーが長く伸びるように細く変形させるか、あるいは針金そのものを買ってきて、長尺のブーメランを自作するしかないだろう。

欠点3:かたく固定された突起物には使えない

3つ目の欠点は、突起物がかたく固定されており、針金ハンガーが曲げられてしまう場合にも使えないという点だ。

 

この場合は、曲げ強度の高い針金ハンガーが必要になるが、強度の強い針金ハンガーほど、針金が太くなってしまうというジレンマもある。

 

このような欠点こそあるが、針金ハンガーを使った引き出しの開け方は、従来の下敷きや物差しによる開け方と比べても、隙間の大きさや形状に合わせて柔軟に変形でき、引き出しの後方・側方から回り込むように突起物を下側に押さえつけることができる点で優れた方法といえるだろう。

 

また、針金ハンガーがない場合でも、強度の強い針金さえあれば、長尺のブーメラン型に針金を加工することで、簡単につくることもできる。

 

この場合、強度の弱い細い針金であっても、針金を何重にも折り曲げることで、簡単に強度を確保することも可能だ。

 

また、あとで知ったのだが、同じような発想に、大工が使う金属製のL字型定規である

曲尺(かねじゃく)を使う

という方法もあるそうだ。

 

曲尺は、細長くてしなるため、わずかな隙間にも差し込みやすく、Ⅼ字部分をひねるとつっかえの原因にアプローチしやすい。

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なので、針金ハンガーでうまくいかない場合は、曲尺を試してみてはいかがだろうか?

隙間がないときの引き出しの隙間の作り方

最後に、

引き出しの隙間の作り方

について紹介しよう。

 

隙間がないとき、たいてい、引き出し内に物がみっちり詰まっている場合が多い。

 

そこで、隙間をつくるために、引き出しの中のものが後方にずれるように移動させるといい。

 

具体的には、次の方法があげられる。

1.机を後方に傾けるか、前後にゆらす

1つ目は、机を後方に傾けたり、前後にゆらしたりすることにより、引き出しの中の物を後方に移動させる方法だ。

 

このようにすれば、引き出しの前方にある物が少なくなって、突起物の土台がなくなる可能性が期待できる。

 

なお、机をゆらすときは、手だけを使うのではなく、引き出しを両手でもったまま、身体全体を机に密着させて、体重をかけるようにしてゆらしたほうが効果的だ。

 

一人で無理なら、二人がかりで机を揺らそう。

 

また、机が倒れないよう、くれぐれも注意してほしい。

2.引き出しの底を上下にゆらす

2つ目の方法としては、1段下の引き出しが開くようなら、その引き出しをはずし、開かずの引き出しの底の前側を上下に小刻みにゆらす

 

このようにすることで、振動で中の物が後方に移動することが期待できる。

3.引き出しの後ろからとれる物を取り出す

また、開かずの引き出しの下側の引き出しが開くようなら、それらの引き出しを全てはずし、後方から開かずの引き出しの中に手を入れることができるか調べてみてほしい。

 

意外なことのように思われるかもしれないが、机の種類によっては、引き出しの後方から手を入れることができるタイプのものもある

 

手を入れることができるようなら、開かずの引き出しの後方から取り出せるものをどんどん取り出そう

 

そして、取り出せる物を全て取り出した上で、開かずの引き出しを前後左右上下に揺らしてみる

 

このようにすれば、開かずの引き出しの後方の空いた部分に中の物が移動するため、隙間ができる可能性が高く、運が良ければ、開かずの引き出しを攻略することができるだろう。

最後に

以上、私自身の経験をもとに、開かずの引き出しを開くための5つの対処法を紹介した。

 

ここで紹介した5つの対処法は、まさしく

開かずの引き出しを

開くための集大成

といえる方法だ。

 

それゆえ、これら全ての方法を試してみてもダメなようなら、残念ながら業者に頼むほかないだろう。

 

というわけで、

「引き出しが開かなくなった!」

という人は、ぜひここで紹介した5つの対処法を試してみてほしい。

 

オタクパパより愛を込めて!

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この記事を書いた人

重度のコミュ障のため、友達ゼロのオタク親父。初音ミクと魔法少女をこよなく愛する。

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