親愛なる読者諸君!
オタクパパだ!
今回は
コミュ障のための
オタク婚活講座
の続きだ。
このオタク婚活講座では、重度のコミュ障のアラフォー中年キモオタだった私が、リア充と競争しなければならない過酷な婚活戦線でさまざまな苦難を乗り越えたあげく、十●歳年齢差のある嫁さんと出会い、結婚に至った経験をもとに、
コミュ障キモオタの
ハンデを乗り越えて
婚活を成功させるために
役立つさまざまな方法
を伝授する。
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というわけで、今回は、アラフォーの中年キモオタなど、
恋愛弱者のための
オタク婚活の
具体的な戦略
について語ってみたいと思う。
世の中の恋愛・婚活テクニックの発信者はイケメン率が高い
ところで、世の中に出回っている恋愛・婚活指南本の作者やブロガー、Youtuberなどが発信する恋愛・婚活講座は、
発信者のイケメン率
が異常に高い
ことに気づいている人も多いのではないだろうか?
実際、彼らのプロフィール写真を見てみるといい。
平均よりは上の容姿をしている20代や30代前半までの準イケメン〜イケメン男が多いはずだ。
また、素顔を隠したYoutuberであっても、
「コイツ絶対に
イケメンの20代〜
30代前半だろ?」
と感じることは多いはずだ。
そんな
最低顔面偏差値
60レベル
のイケメンが勧める恋愛・婚活テクニックを30代後半以上のキモ男のオッサンがマネしたところで、あえなく玉砕するのは明白だ。
また、彼らイケメン発信者の文章や会話は、一見して女性に受けそうな洗練された心地よいものであることにも気づいているはずだ。
本ブログのように、文章をひと目見ただけで、
いかにもヤバそうな
キモオタ臭を
発しているブログ
は、そうそうないだろう。
実際、私自身、KKO(キモくて金のないオッサン)など、中年のキモいオッサンが指南する婚活講座を見たことがない。
これは要するに、婚活で成功する前提として、最低限の若さと容姿、そしてコミュニケーション能力が必須条件であると考えることもできるだろう。
若いイケメンが発信する恋愛・婚活テクニックが恋愛弱者の役に立たない件
ところで、私は
中年のキモオタが
婚活で成功した体験
が貴重である
と考える。
なぜなら、イケメンの出来杉君が発信する恋愛・婚活テクニックを学んだところで、それがアラフォーの中年キモ男にもそのまま通用するとは限らないからだ。
これを直観的に理解するには、受験テクニックをイメージしてみると分かりやすいだろう。
灘高校やラ・サール学園などの名門私立中高一貫校に通っていた元エリート受験生が書いた受験テクニックを、偏差値40以下の無名高校の受験生が鵜呑みにして実践しても、彼らエリートと同じ成果が出るとはかぎらない。
実際、ほとんどの受験生が、彼ら元エリート受験生の受験テクニックをやってみたところで、集中力が続かずに挫折するだろう。
なぜなら、彼ら元エリート受験生と無名校の受験生とは、小学生からの脳の鍛え方というか、もともとの地頭がまるで違うからだ。
それゆえ、無名校の受験生にとって、ビリから難関大学に合格したビリギャルのような人間が書いた合格体験記のほうが、もともとの地頭を必要としないだけ、はるかに役に立つのだ。
そして、これは、恋愛・婚活テクニックについても同じことがいえる。
地頭ならぬ、地顔とでもいったらいいのだろうか?
アラフォーに片足を突っこんだ中年のオッサンにとって、若いイケメン男の恋愛テクニックよりも、ビリギャルならぬ
中年ビリオタの
恋愛テクニック
のほうが、ある程度の地顔やコミュニケーション能力を前提としない分、はるかに参考になるのだ。
恋愛弱者のためのオタク婚活テクニックの基本戦略
というわけで、恋愛弱者のためのオタク婚活テクニックの基本戦略について語ってみよう。
本ブログの恋愛弱者のための恋愛テクニックの基本戦略は、私が大学時代に出会った
重度のキモオタが
美人を仕留めた
恋愛テクニック
がベースになっている。
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そして、この恋愛弱者のための恋愛テクニックには、同じオタクが提唱した理論的な背景がある。
オタキング(オタクの王)の岡田斗司夫氏が、FREEex(フリックス)というシステムを紹介する際に提唱した理論だ。
岡田斗司夫氏は、ホリエモン(堀江貴文氏)との対談で、自らの理論について語っている。
以下、ダイヤモンドオンラインに掲載された『評価経済社会』刊行記念トークイベント「岡田斗司夫×堀江貴文が語りつくす!(第1回)世界は“お金”から“評価”の時代へ」から岡田斗司夫氏の発言を引用してみよう。
単純に、本が1500円で1万部売れたとすると、著者の僕に入る金額は150万。
もし本が1万部売れたら、僕の考えを面白いと思ってくれる人が、必ず5%(500人)くらいいるんです。
そのうちのまた5%、25人くらいが社員になってくれたら、それだけで280万。
出版社から見れば、他の著者は10%の印税を要求するのに、岡田斗司夫はタダ。
だから注文が来る。
注文がきたら、僕は社員にバーっと発注をかけて本を書く、彼らは学習機会を得られて本がいっぱい出せる、という具合です。
私は、この岡田斗司夫氏の理論を
ダブル5%理論
と呼んでいる。
実際、この理論でとりあげられた数字は、本ブログの運営経験からも実感できる数字だ。
すなわち、本ブログにおいて、10,000人の読者が訪問した場合、そのうちの5%の500人くらいがリピーターとして再訪問してくれる。
そして、その500人のリピーターのうち、さらに5%の25人くらいが、ブックマークやリツイートなどの具体的なリアクションをくれるのだ。
営業やマーケティングにおける「千三つ」の経験則
また、このダブル5%理論は、営業やマーケティングの世界でよく知られた
千三つ(センミツ)
とも、合致している。
「千三つ」とは、もともとは、土地や家屋の売買や貸金などを斡旋する職業の人(千三つ屋)のことをいう。
これは、土地や売買、貸金などの話をしても、
まとまる話は
千回のうち
三回程度しかない
という経験則を表した言葉だ。
千三つの経験則の実例を以下にあげると、次のような感じだ。
実例1
食品業界において、千品もの新商品を開発した場合、ヒットするのは、わずか三品目程度
実例2
千社ものベンチャーを起業した場合、利益をあげて生き残るのは、わずか三社程度
実例3
千通ものダイレクトメールを送った場合、実際に反応が返ってきて利益をあげるのは、わずか三通程度
実例4
千回ものガチャを回した場合、激レアを引くのは、わずか三回程度
これらの実例を見て、大いに納得する人も多いだろう。
このように、あらゆる分野において、この千三つの経験則がよく当てはまるのだ。
そして、実は、この千三つの経験則が、岡田斗司夫氏のダブル5%理論に見事に合致する。
なぜなら、
1000人×5%×5%
=2.5人(約3人)
だからだ!
このように、岡田斗司夫氏は、従来から知られた
「千三つ」の経験則を
ダブル5%理論として
見事に説明した
のだ。
オタクが生み出した「ダブル5%理論」をオタク婚活に応用する
さて、ここからが本質だ。
恋愛弱者のためのオタク婚活テクニックでは、この
ダブル5%理論
をフル活用する
具体的な方法としては、岡田斗司夫氏の理論に基づき、次の2段階のフェーズを経てオタク婚活を実行数する。
フェーズ1
恋愛・婚活マッチングアプリを活用して、年齢・容姿を問わず、自分の好みの1000人の女性にひたすらアプローチする
フェーズ1では、PairsやOmiaiなどの恋愛・婚活マッチングアプリを活用して、まずは1000人の女性にひたすらアプローチする。
すると、1000人の女性のうち、95%(950人)の婚活女性は、
「なにこの
中年のキモオタ!
年上のオッサンなのに
キモいっ!
こっち来んなっ!」
と拒絶反応を示して、おそらく無反応のままだろう。
これは、私の経験上明らかだ。
だが、ここで凹んではいけない。
なぜなら、不思議なことに、残りの5%(50人)の婚活女性は、
「なにこの人?
なんか面白い!」
と、好意的な反応を示して、なぜか「いいね!」をくれるのだ。
50人から好意的な反応をもらったら、次にフェーズ2に移行する。
フェーズ2
好意的な50人の女性とメッセージのやりとりをして、デートの約束をとりつけ、実際に会ってみる。
フェーズ2では、あなたに好意的な反応を示した50人の婚活女性とメッセージのやりとりをして、デートの約束をとりつけ、実際に会ってみる。
あなたが中年のキモオタなら、このフェーズ2においても、順風満帆とはいかないだろう。
なぜなら、50人の婚活女性のうち、95%(47人)の女性は、
「この人、結婚には
ちょっとかな・・・」
と、キモオタの本性を見透かされて、フェードアウトしてしまうからだ。
実際、1クラス分の人数以上もの女性から、突然前触れもなくフェードアウトされたら、そのショックも並大抵のものではない。
だが、その程度でダークサイドに陥ってはいけない。
なぜなら、不思議なことに、50人の婚活女性のうち、5%(3人)の女性は、
「この人と結婚しても
いいかな・・・」
と、思ってくれるからだ!
「ダブル5%理論」の数学的根拠
ところで、1000人のうち、わずか3人とはいえ、なぜ
中年のキモオタと
結婚してくれる
不思議な女性
が存在するのだろうか?
しかも、彼女たちは、それなりの容姿をもった若くて魅力的な女性なのだ。
ここで、
「そんな若くて
可愛い女性が
よりにもよって
中年キモオタと
結婚してくれる
わけがないだろ!」
と思うかもしれない。
だが、実を言うと、これは統計的に考えれば、決して不思議なことでも何でもない。
昔からあることわざに
「蓼(たで)食う
虫も好き好き」
という言葉がある。
「蓼(たで)」とは、香辛料として薬味や刺身のつまなどに用いられ、茎や葉に苦味がある、特有の香りと辛味を持った植物だ。
蓼は、辛くて苦いにもかかわらず、それをわざわざ好んで食べる偏った嗜好の虫がいる。
それゆえ、このことわざは
「人の好みも
千差万別だ」
のたとえとして、よく用いられる。
そして、この
「蓼食う虫も好き好き」
という言葉を数学的に
明らかにした男
がいる。
ベルギーの統計学者、社会学者のアドルフ・ケトレーだ。
ベルギーの数学者、天文学者、統計学者、社会学者にして近代統計学の父、アドルフ・ケトレー(1796-1874)。
ケトレーは、社会学に統計学的方法を導入し、
近代統計学の父
として知られ、犯罪率や結婚率など人間の社会生活のあらゆる側面について系統的な集団観察を行った。
その結果、彼は驚くべき結果を得た。
ケトレーによると、人間の集団は、平均的な特性を備えた「平均人」がもっとも人数が多く、極端な特性を備えた人間ほど数が少なくなっていくという。
このケトレーの考えを図解で示すと、下の図のようになる。
上の図の棒グラフは、とある店のレビューの評価の分布を示したものだ。
この棒グラフにおいて、平均点の人数が187人でもっとも多く、高評価・低評価のいずれにしても、平均から外れるほど人数が少なくなっていくことがわかる。
このように、人間の集団において、常識(平均)的な価値観をもった人間(平均人)がもっとも人数が多く、極端な価値観をもった人間ほど人数が少なくなる傾向が知られている。
これは、
人間の好みには
必ずバラツキがあり
平均的な好みをもった
人間がもっとも多く
極端な好みをもった
人間ほど少なくなる
と、いいかえることもできる。
これが近代統計学の父ケトレーの発見だった。
一般に、人間の好みの分布は、
平均点付近をピークとした
山型のなだらかな分布を描く
ことが知られている。
この山型のなだらかな分布を描く曲線は、統計学的には、正規分布曲線と呼ばれる。
ここで、上のケトレーの発見を
婚活女性の集団
に当てはめて考えてみよう。
この場合、統計学的な考察から、次の3点がいえる。
1.平均的な好みをもった婚活女性の人数がもっとも多い
2.偏った好みをもつ婚活女性は、平均的な好みをもった女性よりも人数が少ない(平均からの偏りが大きくなるほどレアになる)
3.好みが平均から外れるほど、偏った好みをもつ婚活女性の人数がどんどん少なくなるが、決してゼロではない(0%にはならない)
ここで、「平均的な好みをもった婚活女性」とは、
「キモオタなんて論外!
それなりに見た目がよくて
最低年収500万円の
男がいい!」
という婚活女性だ。
平均的な婚活女性は、婚活女性の集団の中で大多数を占めているため、婚活女性の集団にアプローチした場合、かなり高い確率で「イケメン」や「経済力」を要求される可能性がもっとも高い。
その一方で、正規分布曲線の平均値から大きく外れた裾(ロングテール)のほうには、
「ちょっと年が
離れているけど
アニメの話題も会うし
悪くないかな」
という、偏った好みをもった若くて可愛い婚活女性も存在する。
そして、ここでもっとも重要な点は、このような
極端な価値観をもった
婚活女性はレアだが
決してゼロではない
という点だ。
なぜなら、ケトレーの発見によれば、正規分布曲線は、平均から外れるほど、その分布はゼロに限りなく近づいていくが、決してゼロにはならないからだ。
実際、上の図のレビューの分布を見ても、平均点にのみ人数が集中することはなく、平均点から大きく外れた1点や5点などの極端な評価をつける人間も必ず存在している。
嘘だと思うなら、Amazonや楽天のレビューを見てみるといい。
どんな商品であっても、必ず両極端の評価を付ける人間が存在しているはずだ。
このように、
蓼食う虫と同様に
偏った好みをもった
婚活女性も必ず存在する
のだ!
もちろん、正規分布曲線が示すように、イケメンよりもキモオタの男性を好む婚活女性は、数としては圧倒的に少ない。
その出現率は
わずか3%の
激レアレベル
といってもいい。
それゆえ、中年キモオタが数十人の婚活女性にアプローチした場合、平均的な好みをもった婚活女性に出会って拒絶される可能性のほうが圧倒的に高いといえるだろう。
だが、それでもめげずに、1000人もの婚活女性にひたすらアプローチしていくと、そのうちの3%(3人)の婚活女性がOKをくれるのだ。
これが、
ダブル5%理論
(千三つの経験則)
の数学的な根拠
だ。
事実、私自身、このダブル5%理論に基づいた基本戦略にしたがって行動した結果、10歳以上年下の可愛い女性と出会い、結婚にまで至った。
ここで紹介した手法は、もっとも人数の多い平均層ではなく、正規分布曲線の裾(ロングテール)に存在するレアな層を積極的に狙っていくのが基本だ。
それゆえ、
婚活の
ロングテール戦略
と呼ぶこともできるだろう。
また、不釣り合いな美女と野獣カップルの成立も、このロングテール戦略が基本にある。
「美女と野獣」戦略
と呼ぶこともできる。
ダブル5%理論に基づく婚活戦略は、ロングテールのレア層を狙うため応用範囲が広く、中年キモオタに限らず、コミュ障やKKO(金のないキモいオッサン)がパートナーを見つける際にも役立つ戦略といえるだろう。
恋愛弱者のためのオタク婚活戦略のメリット
さて、ダブル5%理論に基づく恋愛弱者のためのオタク婚活戦略のメリットはなんだろうか?
実は、上でとりあげた戦略のメリットは、
自分という存在を
完全に受け入れて
くれる女性を
見つけることができる
という点だ。
なぜなら、1000人もの婚活女性の中から苦労して、自分と唯一マッチングする1人の女性を見つけるからだ。
このようにして得られたパートナーは、いわば
千分の1の奇跡
を経て出会った
貴重な存在
だ。
アニメでいうなら、これらの女性は、
「天才バカボン」
のパパに対する
ママ
「じゃりン子チエ」の
テツに対する
ヨシ江さん
「めぞん一刻」の
五代くんに対する
響子さん
のような、激レアな存在だ。
彼女たちの男性の好みが、いわゆる普通の女性の平均的な好みからかけ離れたものであることは周知のことだろう。
だが、彼女たちは、パートナーにまったく不満を抱いておらず、むしろかなり肯定的に受け入れているのだ!
だからこそ、1000人の中から苦労して見つけたパートナーは、多少変わった好みをもったあなたであっても、肯定的に受け入れてくれるため、一生仲睦まじく、幸せな結婚生活を送ることができるのだ。
一方、適当にナンパして出会った数人の女性の中から、1人選んで運良く結婚できたとしても、その相手は、あなたの存在を否定して、去って行くかもしれない。
「悪銭身につかず」
ということわざが示すとおり、
楽して手に入れた
モノや人は、簡単に
あなたのもとから
去っていく
ものだ。
そういう意味で、物事の本質を突いたことわざといえるだろう。
だが、1000人の中から苦労して見つけたパートナーは、そうそう簡単に去っていくものではない。
実際、私自身も、子育ての困難さから、夫婦間で何度も深刻な危機に陥ったが、結局なんやかんやいって、うまく行っている。
これは、1000人もの候補者の中から、性格が一番合ったパートナーを選んでいるのだから、当然ともいえるだろう。
そのため、ちょっとやそっとで夫婦関係が壊れないのだ。
このように、ダブル5%理論に基づく恋愛弱者のためのオタク婚活戦略は、
結婚した後も長続きする
パートナーを見つける
のに最適な戦略
なのだ。
というわけで、諸君も、ダブル5%理論に基づいた婚活テクニックを駆使して、最良のパートナーを見つけ、充実したオタクライフを存分に満喫するようにしてほしい!
オタクパパより愛を込めて!
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