親愛なる読者諸君!
オタクパパだ!
今回は、
コミュ障のための
オタク婚活講座
の続きだ。
このオタク婚活講座では、重度のコミュ障のオタクの私が、リア充と競争しなければならない過酷な婚活戦線でさまざまな苦難を乗り越えたあげく、現在の嫁さんと出会い、結婚に至った経験をもとに、コミュ障のハンデを乗り越えて婚活を成功させるために役立つさまざまな方法を伝授する。
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さて、婚活において、意外とないがしろにされているのが、眼鏡の存在だ。
だが、メガネ率の高いオタク男子にとって、眼鏡は想像以上に重要なアイテムだ。
というわけで、今回は
オタク婚活で
眼鏡にこだわるべき
3つの理由
を紹介したい。
理系男子のメガネ率が異常な件!?
私は理系だが、理系人間にはどういうわけか、オタクが多い。
実際、私が所属していた研究室では、ゲームの話になると、やたらと盛り上がったりしたものだ。
また、深夜の研究室のプロジェクタに、自宅から持参したプレステを接続してゲーム画面を投影し、ゲーム大会を開催した学生もいたほどだ。
もちろん、学生だけではない。
大講義室の巨大スクリーンにアニメの壁紙のPCを大きく映し出して、物議を醸し出した教授もいた。
そんなオタクの多い理系男子だが、メガネ率も尋常ではなかった。
教授や准教授、助教などの先生はもちろんのこと、ポスドクや大学院生、学部生まで、
メガネ率が
異常に高かった
のだ。
実際、新しい事務員の女性が研究室に入ってきたとき、歓迎会の席で、彼女は、
「なんでこんなに
メガネをかけている人
が多いんですか!?」
と、びっくりした顔で質問をしてきたくらいだ。
このように、メガネ男子の多い理系の研究室は、メガネフェチの腐女子なら、きっと狂喜する環境かもしれない(ただし、イケメンに限る)。
もちろん、メガネをかけていない先輩もチラホラいたが、彼らの話を詳しく聞いてみると、メガネをかけていない人は、全員コンタクトをしているという衝撃の事実が判明した。
要するに、
理系男子には
裸眼の人間が一人も
存在しなかった
のだ!
そんなメガネ男子の私だったが、いっときメガネを止めてコンタクトデビューを飾ろうと、一度だけコンタクトレンズに挑戦してみたことがある。
女性にモテるには、眼鏡をやめてコンタクトにすべきか?
女性にモテるために、メガネ男子が最初に考えるのが、
眼鏡をやめて
コンタクトにしよう
というものだろう。
実際、私自身、若い頃に、
「眼鏡をやめて
コンタクトデビュー
をするぜ!」
と思ったことがある。
というのも、昔は、眼鏡にネガティブなイメージがあったためだ。
実際、「ドラえもん」の作者の藤子・F・不二雄先生が、典型的なダメ少年を描こうとして、野比のび太に眼鏡をかけさせたというエピソードが知られている。
このように、昔は、
裸眼 =
健全でさわやかなイケメン
メガネ =
ガリ勉で高慢で陰険な奴
というイメージが定着していたのだ。
もちろん、当時も「うる星やつら」のメガネのような濃いキャラクターはいたが、女性にモテるイケメンとしては描かれていなかった。
だから、昔は、
「眼鏡をかけている
だけでダサい」
という空気があった。
そんなわけで、私は、メガネの負のイメージから逃れるべく、ある日、コンタクトレンズの店に行くことを決意した。
店員のおねえさんは、私にいろいろなコンタクトレンズを勧めてきた。
店員
「このレンズを
試してみてください」
私
「え、こんなガラス
みたいなものを
目の中に入れる
んですか!?」
店員
「ええ、もちろんです」
店員に促されるまま、私はおそるおそるコンタクトレンズを取り出した。
私
「でも、目玉に物を
直接はめるって
痛くないですか!?」
私は躊躇して、店員に聞き返すと、おねえさんはニッコリ笑った。
店員
「大丈夫、
すぐになれますよ!」
そこで、ためしに片方のコンタクトレンズを目玉に当ててみた。
私
「目が!
目があ~~っ!」
あまりの痛さに、私は「天空の城ラピュタ」のムスカ大佐のように両目を押さえながら身もだえして、店員から散々笑われるはめになってしまった。
かくして、私はコンタクトデビューに失敗した。
だが、その後、私はメガネもまんざらではないと思うようになった。
むしろ、
メガネは
うまく活用すれば
婚活に強力なツール
にもなりうる
からだ。
ここで、オタクが婚活でメガネにこだわるべき3つの理由をあげてみよう。
【理由1】メガネはクールで知的なイメージを与える
コンタクトデビューにはあえなく玉砕した私だったが、その後、時代とともに、メガネに対するイメージが大きく変わった。
なんと、一部の女子の間で、
メガネ男子が
格好いい!
というポジティブなイメージが広がり始めたのだ。
その最初のきっかけとしては、おそらく「金田一少年の事件簿」の明智警視の存在を無視することはできないだろう。
明智警視は、それまで「ドラえもん」の野比のび太に代表された
メガネ男子 =
かっこ悪いw
というネガティブなイメージを
メガネ男子 =
知的なイケメン
というポジティブなイメージに見事に覆したのだ!
そして、そのような流れにさらに追い打ちをかけたのが、金田一と同じ推理漫画の「名探偵コナン」だ。
なんと、
メガネをかけた少年が
格好いい主人公を演じる
ことになったのだ!
これは、漫画界・アニメ界にとって、まさしく衝撃的な出来事だった。
なぜなら、それまでメガネで格好いい主人公はほとんどおらず、メガネキャラといえば、サブキャラ扱いが関の山だったからだ。
また、「MMRマガジンミステリー調査班」のリーダー格であるキバヤシ隊長も、知的なイケメンメガネ男子として描かれていたのは興味深い。
従来の作品において、隊長やリーダークラスの主人公がメガネをかけているなど、ありえない話だった。
また、少年漫画に限らず、少女漫画の世界でも同様の革命が起こっていた。
CLAMP先生の作品などで、メガネ男子で魅力的な男性が活躍するようになったのだ。
「あれ?
ひょっとして
メガネ男子の
時代が来た?」
これらの流れを見て、私がこのように思ったのはいうまでもない。
実際、アニメやゲーム、ドラマなどの世界において、
メガネ男子は
一定のポジション
を確立している
といっても過言ではないからだ。
このように、現代においては、
メガネ = ダサい
という従来の価値観が消え失せ、
メガネ =
コンタクトに変えるべき
という、古い価値観にとらわれる必要がなくなったのだ。
【理由2】メガネは、素顔で変えられない弱点をカバーする
ところで、メガネには、単なるファッション以外のメリットもある。
私がそれを自覚したのは、視力が悪くなってメガネをかけるようになった後のことだった。
私は子供の頃から病弱で虚弱体質の少年だったので、いつも目の下にくまがあった。
このくまのせいで、子供の頃の私は、「仮面ライダー」の死神博士のような風貌で、クラスメートからはいつも
悪役風の陰キャラ
のように見られ、つらい思いをしていたものだ。
そんなつらい少年時代を過ごした私だったが、ある日メガネをかけるようになったとたん、周囲の私を見る目が変わったことに気がついた。
そのことをはっきりと自覚したのは、私が病院で長期入院をしていたある日、メガネのレンズの汚れを取ろうと、メガネを外したときのことだ。
そのとき、たまたま私の様子を見ていた同じ病棟の女の子が、びっくりした声でいった。
「オタクパパって
メガネを外すと
キモいんだね!」
私は彼女のコメントを聞いて、
「人の素顔を見て
キモいとか、
よけーなお世話だろ!」
と思ったが、彼女はつづけて、私に
「メガネをかけたほう
が絶対にいいよ!」
と、貴重なアドバイスをくれたのだ。
というのも、メガネのフレームが、私の「くま」を隠した結果、私の陰キャラ風のネガティブイメージがうまく緩和されたというのだ。
実際、彼女によれば、メガネをかけているときの私は、
知的でクールなキャラ
で、一方、メガネを外したときの私は、
キモくて危ない陰キャラ
だという。
それまでの人生を振り返ってみたとき、たしかにメガネをかける前と後とでは、クラスメートの反応が大きく変わっていたことに気づいて、慄然としたのはいうまでもない。
そして、この女の子のアドバイスが、私が
メガネの威力
を知ったそもそものきっかけとなったのだ。
生まれつきの顔は、整形でもしない限り、永遠に変えることはできない。
だが、
メガネは
種類を変えるだけで
相手に与える印象を
大きく変えられる
のだ。
これは当時の私にとって、大きな発見だった。
【理由3】メガネの種類で、婚活女性に与える印象が劇的に変わる
さて、女の子のアドバイスをきいて、
私
「あれ?
メガネを変えるだけで
女の子に与える印象が
ここまで変わるのか?」
と、私が驚いたのはいうまでもない。
実際、下の写真を見てほしい。
下の2枚の写真は、異なる種類のメガネをかけた同一人物の写真だ。
この2枚の写真を見ても分かるように、同一人物であっても、メガネ1つで印象が大きく変わることに気づくはずだ。
このように、
メガネは、
フレームの形状や
色などによって、
かけた者の印象を
大きく変える
のだ。
この事実に気づいた私は、さっそく眼鏡店にいって、さまざまな種類のメガネをかけた自分自身の写真を撮って、見比べてみることにした。
驚いたことに、
髪型などの要素はまったく同一であるにもかかわらず、メガネの種類を変えるだけで、自分の印象が大きく変わったのだ。
婚活を始める前に、メガネの種類を見直すべき
以上の3つの理由から、私は、婚活を始める前に、ぜひメガネの種類を見直してみることをお勧めする。
具体的には、眼鏡店にいって、いろいろな種類のメガネをかけて、自分の顔を撮るようにすることだ。
ここで重要なのは、
「こんな派手なメガネ
俺に合わないだろう」
などといった先入観を一切もたずに、できるだけいろいろな種類のメガネをかけてみることだ。
なぜなら、人間というのは、子供の頃から培われた価値観に無意識のうちに縛られてしまっているからだ。
だが、いろいろな種類のメガネをかけてみると、思わぬ発見が見いだせることも多いのだ。
実際、私自身、
「これは好みじゃないな」
と思っていたメガネを試しにかけてみたところ、フレームによる錯覚の影響なのか、裸眼のときよりも目が大きく見えて、まるで別人のようになって驚いたこともあったほどだ。
なので、なるべく品揃えの豊富な眼鏡店にいって、先入観をもたずにいろいろな種類のメガネを試してみることをお勧めする。
なぜなら、どのメガネがあなたに本当に合うかは、実際に写真を見比べてみて、初めてわかることだからだ。
ここで、多くの人が陥りがちなのは、なんとなくイメージや雰囲気でメガネを選んでしまう点だ。
だが、このようなフィーリングで選んでいたら、あなたに合うメガネは決して見つからないだろう。
ここで絶対に守ってほしい点は、
実際にメガネをかけた
あなたの写真を撮影し
他のメガネをかけた
あなたの写真と比較する
という点だ。
この原則は必ず守ってほしい。
できれば、眼鏡店の店員さんを巻き込むのもいいだろう。
「あなたが、婚活女性から見て、どのように見えるか」という情報はとても重要であるため、できれば、女性の店員さんに写真を見てもらって感想をもらうのが理想的だからだ。
どうせ、眼鏡店の店員さんは、メガネ購入時の一度きりしか会わないのだから、いっときの「恥のかき捨て」にすぎず、コミュ障ならかえって話しやすいはずだ。
また、私の経験上、眼鏡店の店員は暇な人が多いためか、あなたが真剣に新しい眼鏡の購入を考えていることが分かれば、親身になって相談にのってくれるはずだ。
実際、私自身、何十種類ものメガネをかけた自分自身の写真をスマホで撮った上で、どれがかっこよく見えるか、女性の店員さんからピックアップしてもらった。
このような面倒な作業を行うからこそ、自分に本当に合ったメガネを見つけることができるのだ。
また、以前のメガネをかけたあなたを見慣れた家族や知人等に選んでもらうのも避けたほうがいい。
なぜなら、彼ら自身、以前のメガネをかけたあなたのイメージになれてしまっているため、無意識のうちに思い出補正(バイアス)がかかってしまうからだ。
実際、彼らはかなりの高確率で
以前のメガネの
ほうが良かった
というだろう。
なぜなら、人間というのは、ふだん見慣れたものが急に変化して見慣れないものになって自分から離れて遠くに行ってしまうのを本能的に恐れるからだ。
実際、「ゲゲゲの鬼太郎」の猫娘のごとく、「ドラえもん」の野比のび太が洗練されたメガネをかけて、イケメンにリメイクされた場合を想像してみるといい。
昔ながらの「ドラえもん」のファンなら、ほぼ100%の確率で「昔ののび太のほうが良かった」というだろう。
このように、人間は変化を嫌う生き物なのだ。
だからこそ、あなたに縁もゆかりもない、バイアスゼロの赤の他人に判定してもらうのが、新しいメガネを選ぶ際の必須条件となるのだ。
実際、婚活で出会う女性が、あなたを全く知らない赤の他人である以上、あなたを見慣れてバイアスに凝り固まった家族や知人に見てもらうより、同じ赤の他人である眼鏡店の店員さんに見てもらったほうが、婚活女性の思考に近い正しい判断ができるはずだ。
また、コミュ障のオタクにとって、メガネは最強のツールになりうる。
なぜなら、
メガネは、知的で
クールなイメージを
相手に与えるため、
寡黙であることが
ハンデになりにくい
からだ。
このように、使いようによってメガネは、
コミュ障のオタクの
最強のアイテム
になりうるのだ!
だからこそ、メガネのもつ魔力をうまく利用して、知的でクールなイメージを婚活女性に与えることは、コミュ障のオタクにとって正しい戦略といえるだろう。
というわけで、諸君もメガネの威力に目覚め、あなたに合った最適なメガネを見つけることで、充実したオタクライフを存分に満喫するようにしてほしい!
オタクパパより愛を込めて!
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