オタク的知識

覚えられない理由は間違った暗記法が原因だ!効率的な英単語の記憶法

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親愛なる読者諸君!

オタクパパだ。

 

あなたは、英単語を覚えるとき、どのように覚えているだろうか?

「英単語の覚え方? 

 フツーに単語帳を使って

 覚えているけど?」

「声に出して

 覚えるんだろ!」

「英単語は、文章の中で

 覚えるのが効率的だよ!」

このように、人によって回答はさまざまだろう。

 

だがここで、次のような疑問を感じたことはないだろうか?

「そういえば、

 オレ、英単語の

 正しい覚え方を

 正式に教わったことが

 あったっけ!?」

そう、学校の先生や親から英単語の本や単語カードの作成法を紹介された人は多いかもしれないが、その

英単語本の

正しい使い方を

教わった人はいない

のだ!

 

これは、実に不思議な話だ。

 

なぜなら、昨今は、正しい歯磨きの仕方や、正しい箸の持ち方正しいトイレの仕方まで、きちんと教わるからだ。

 

さらに、学校では、正しい避妊の仕方まで教わるのだ。

 

それなのに、英単語の正しい覚え方については、親も学校の先生も教えてくれないのが現状だ。

 

これは、実に奇妙な話ではないだろうか?

「非効率的な方法」で英単語を覚えていたクラスメート

私がこの不思議な事実に気づいたのは、高校生の頃、同じクラスにいた真面目なクラスメートHくんの勉強法を知ったときだ。

 

Hくんは、なぜかいつも私をライバル視しており、私に対してマウントをとってくるような男だった。

 

そんなHくんの英語辞書は、ボロボロになるまで使い古されており、あまりの使い込みに正直驚いたものだ。

 

それもそのはず。

 

Hくんの英単語の勉強法は、一風変わっていた。

 

驚くべきことに、Hくんは、英和辞典に書かれていた単語を一言一句たがわず、全てノートに書き出していたのだ!

 

ここで、Hくんの勉強法の一例をあげよう。

 

英単語「acquire」には、次のような意味が列挙されている。

acquire

【他動-1】〔時間をかけて努力して〕手に入れる、獲得する、取得する、得る、入手する、確保する、買収する

【他動-2】〔努力して学力・技術力・知識・習慣・学問などを〕習得する、我がものにする、学ぶ、身に付ける

・He has acquired a good knowledge of English. 彼は努力して英語の知識を身に付けた。

【他動-3】〔評判などを〕もたらす

【他動-4】〔悪評を〕買う

【他動-5】~を捕らえる、不法に入手する、捕捉する

【他動-6】~を盗む◆【類】steal

【@】アクワイア、アクワイヤ、【変化】《動》acquires | acquiring | acquired、【分節】ac・quire

真面目で几帳面なHくんは、それこそ

般若心経を写経するかのごとく

これらの内容をすべて

ノートにせっせと

書き写していた

という!

 

Hくんの英単語の暗記の仕方を見て、私が驚いたのは、いうまでもない。

 

「acquire」たった1つでこれだけの意味を全てノートに書き写すのは、半端な努力ではないだろう。

 

ところが、このような努力にかかわらず、Hくんは、なぜか英語の成績が良くなかった。

 

むしろ、アニメやゲームなどのオタク趣味にうつつを抜かし、テスト前に一夜漬けでテキトーに勉強していた私のほうが、はるかに成績が良かったのだ。

 

真面目な受験生が、いい加減なオタクに勉強で負ける。

 

なぜ、このような不可解な現象が起こってしまったのだろうか?

 

実は、Hくんは、

英単語の正しい

暗記の仕方を

知らなかった

のだ。

真面目で几帳面な人ほど暗記が苦手な理由

なぜ、Hくんは英単語の暗記に膨大な時間をかけていたのにもかかわらず、英語が苦手だったのか?

 

それは、Hくんが

完璧主義

だったからに他ならない。

 

Hくんの英単語の覚え方は、下図のようなイメージだ。

図1:Hくんの英単語の覚え方のイメージ

Hくんは「acquire」の単語の意味を覚える際に、すべての意味をノートに書き写していた。

 

だが、このように、一度に多数の意味を覚える方法は、

脳力を多方面に

分散させるため

効率が悪い

その結果、暗記の労力や時間ばかりがいたずらにかかり、

「こんなに真面目に

 勉強しているのに

 ぜんぜん単語が

 覚えられない!」

「あんな遊んでばかりの

 不真面目なオタクに

 勉強で負けるなんて

 世の中、理不尽だ!」

となるのだ。

 

それでは、英単語をどのように暗記すればいいのだろうか?

記憶のメカニズム

大脳生理学的には、暗記は、

脳内に記憶の経路を

確立する作業

に相当する。

 

「記憶の経路」というのは、もちろん比喩であり、実際に脳内にそのような経路があるわけではない。

 

大脳生理学的にいえば、記憶の経路は、

脳内のニューロン

(神経細胞)の

ネットワークにおける

インパルス(電気信号)

の伝達の経路

のようなものだと考えてもらっていい。

参考 http://www.scj.go.jp/omoshiro/kioku2/kioku2_3.html

そのため、英単語から日本語の意味をいえるようするには、何度も繰り返し脳に刺激を与えて「記憶の経路」を確立する必要がある。

 

しかしながら、一度記憶の経路を確立することができれば、その後、英単語の意味を忘れてしまったとしても、次に覚え直すことがはるかに簡単になる

 

これはちょうど、山の中にトンネルを掘った後、長い間放置してトンネルの一部が崩れて使い物にならなくなったとしても、ちょっと掘り直すだけで、すぐに使えるようになるのと同じ原理だ。

 

一からトンネルを掘る作業は恐ろしく時間がかかるが、一度トンネルを掘ってしまえば、たとえトンネルが崩れてしまったとしても、最初に掘った場合よりもはるかに短い時間でトンネルを掘り直すことができる。

これとまったく同じ現象が、脳内の記憶にも見られるのだ。

 

また、トンネルをある地点まで掘り進めた場合、その地点から別の地点に掘り進めることにより、効率的にトンネル網を築くことが可能になる。

 

それと同じように、英単語を暗記する場合、英単語から1つの意味への記憶の経路を確立した上で、トンネル網を構築するような感じで、覚えるのがもっとも効率的なのだ。

 

一例をあげると、次のようになる。

 

下図に示すように、最初に、英単語「acquire」と意味「手に入れる」との間に、記憶の経路を確立する。

図2.効率的な英単語の覚え方のイメージ

ここで、「acquire」から「手に入れる」という意味への記憶の経路を確立するのは、ちょうど何も手が加えられていない天然の山肌にトンネルを掘る作業と同じように、時間と労力がかかるだろう。

 

だが、一度記憶の経路を確立できれば、その後時間がたって忘れてしまっても、最初のときよりもはるかに短い時間で覚え直すことが可能だ。

 

そして、英単語「acquire」から意味「手に入れる」への記憶の経路が確立された後に、次は、「手に入れる」を手がかりにして、「習得する」「もたらす」などその他の意味を関連付けて覚えるのだ。

 

英単語「acquire」から「手に入れる」、「習得する」、「もたらす」の3つの意味を同時に覚えようとするのは、ちょうど山肌の3つの箇所に穴を開けてトンネルを掘り進めるようなものだ。

 

そのような多方面の暗記法が恐ろしく効率が悪いことは、記憶のメカニズムからも明らかだろう。

 

一方、英単語「acquire」から「手に入れる」への記憶の経路を確立した後、「手に入れる」から「習得する」「もたらす」という他の意味を連想するのは恐ろしく簡単だ。

 

なぜなら、「acquire」から「手に入れる」への記憶の経路をその他の意味の記憶に利用できるからだ。

 

これはちょうど、トンネルをある地点まで掘り進めた後、そのまま他の地点までトンネルを掘り進めていってトンネル網を確立するようなものだ。

 

いちいち山肌の堅い岩に新しい穴を開ける必要がなく、トンネルを継ぎ足すように掘り進めることができるため、格段に作業が楽になるのだ。

 

このように、

記憶の経路を1つ確立し

その記憶の経路を

手がかりにして

他の意味を

連想で結合していく

方法が、もっともスマートかつ効率的な英単語の暗記法なのだ!

 

というわけで、諸君も大脳生理学にかなった効率的な記憶法を活用して、無駄な暗記にかける時間を節約し、充実したオタクライフを存分に満喫してほしい!

 

オタクパパより愛を込めて!

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