数字を含む最強のパスワードを効率よく作る賢い方法

シェアする(SHARE)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存
  • 1
スポンサーリンク(Sponsored link)

親愛なる読者諸君!

オタクパパだ。

前回は、Leet表記法に基づき、英文字から記号に変換する方法を紹介した。

ところで、パスワードの中には、記号の使用が禁止され、英文字と数字のみの使用が許可されている場合もあるだろう。

また、暗証番号やナンバーロックには、4桁の数字のみを入力するものが多い。

こういうとき、あなたはパスワードや暗証番号にどのような数字を用いているだろうか?

おそらく、大抵の人は、生年月日や年齢、電話番号や車のナンバーなどの身近な数字から、パスワードや暗証番号の数字を借用しているのではないだろうか?

しかしながら、それらの身近な数字は、その気になれば他人も容易に知ることできるため、パスワードや暗証番号に使用するのはかなり危険だ。

また、結婚記念日などの特定の日付も他人に推測されやすいため、必ずしも安全とはいえない。

そこで、今回は、数字を含むパスワードの効率的な作り方について紹介することにしたい。

スポンサーリンク(Sponsored link)

Leet表記法に基づく数字を含む最強のパスワード作成法

日本語の語呂合わせを用いたパスワード作成の問題点

ところで、語呂合わせを使って数字を含むパスワードや暗証番号を作る人もいるかもしれない。

下の表1は、日本語の仮名と数字との対応関係を示した表だ。

表1:日本語の仮名と数字との対応関係

上の表1からもわかるように、日本語の語呂合わせは、五十音全ての仮名に対応しているわけではなく、限られた文字のみしか数字に変換できない。

それゆえ、どれでも好きな文字を自由に数字に変換できるわけではないため、上のような語呂合わせのみによって数字を含むパスワードを作るのは難しい。

例えば、上の表1を用いて「PASSWORD(パスワード)」という文字を数字に変換しようとしても、対応する仮名が少ないため、この文字を数字に変換するのは、相当工夫しないかぎり、かなり困難だ。

それゆえ、数字を含む自由なパスワードを作るという観点からすると、日本語の語呂合わせは、正直使い勝手がよくないといえるだろう。

Leet表記法に基づく英文字から数字への変換法

一方、日本語の語呂合わせと違って、Leetは、英語圏生まれの表記法のため、英文字から数字への変換に適している

下の表2は、オリジナルのLeet表記法を日本人向けにアレンジして作成した英文字から数字への変換表だ。

表2:Leet表記法に基づく英文字から数字への変換表

また、表2のPDF版も以下に用意しておいた。各自ダウンロードして活用してほしい。

ダウンロード Leet表記法に基づく英文字から数字への変換表(PDF版)

ここで、Leet表記法のみでは、すべての英文字をカバーできないため、上の表2では、ローマ数字やトランプカードの表記など、日本人になじみ深い表記を加えて特別にアレンジしてある。

上の表2を使うと、例えば、「PASSWORD」は、次のように変換することができる。

「PASSWORD」→「1745520122」

このような変換を日本語の語呂合わせでやろうとすれば至難の業だろう。

だが、英語圏が起源のLeet表記法を使えば、英文字から数字への変換が簡単にできるのだ。

なお、Leetの詳細に興味のある人は、以下のサイトを参照してほしい。

参考

「Y」に対応する数字への変換の考察

ここで、お気づきの方もおられるかもしれないが、上の表2では、「Y」に対応した数字が欠けている。

それゆえ、「Y」については、以下の日本語の語呂合わせ、

「YA(や)」 → 「8」

「YI(い)」 、「YE(いぇ)」→ 「5」

「YO(よ)」 → 「4」

でカバーするといいだろう。

だが、「YU(ゆ)」に対応する数字は、日本語の語呂合わせにも存在しない。

しかしながら、インターネットスラングとして、キーボードで同じキーを共有している「8」の代わりに、「ゆ」を用いることがあるそうだ。

参考 ゆ ‐ Wikipedia

実は、大変興味深いことに、「ゆ」は、カタカナで表記したとき、下のように2つの数字に分解することもできる。

「ユ」 → 「7」+「一」=「8」

それゆえ、やはり、「ゆ」には「8」を当てるのが妥当であるように思われるのだが、いかがだろうか?

Leet表記法に基づくパスワード作成の注意点

Leet表記法に基づく数字への変換の注意点

次に、Leet表記法に基づく英文字から数字への変換の注意点について述べたい。

例えば、

「S」→ 「5」

「O」→ 「0」

のような 1対1の変換は、英語圏ではかなりポピュラーな変換であり、このような変換を行ってもパスワードはたいして強化されない。

なぜなら、英語圏では多くの人が上の変換をパスワードに採用しているため、クラッカーも上の変換をパスワード解読用のリストに追加しているからだ。

その証拠に、パスワードチェッカーを使って、変換前のパスワード「PASSWORD」と変換後のパスワード「PA55W0RD」を比較してみれば、次のようになる。

(↓)変換前のパスワード「PASSWORD」の強度

(↓)変換後のパスワード「PA55W0RD」の強度

この結果からも明らかなように、変換後のパスワードは全く強化されていないのだ!

このように、上のような1対1の変換は、たいしてパスワードを強化しないことがあるため、利用の際にはくれぐれも注意してほしい。

一方、1対1でない下のような変換

「P」 → 「17」

「R」 → 「12」

は、英語圏でもそれほど多用されていないため、パスワードの強化に有効だ。

実際、パスワード「PASSWORD」の「R」を「12」に変換しただけで、

上のように、パスワードの強度が大幅にパワーアップするのだ。

自分流のルールで推測困難なパスワードが作成できる

また、できれば、前回述べたように、全ての文字を数字に変換するのではなく、自分流のルールで決めた特定の文字のみを数字に変換することをオススメする。

例えば、

単語の最初と最後の文字を数字に変換する

という自分流のルールを定めた場合、「PASSWORD」は次のように変換される。

「PASSWORD」

 ↓

「17ASSWOR2」

他にもさまざまなバリエーションがあると思うので、各自考えてみてほしい。

このように、自分流のルールに基づき、特定の文字のみを数字に変換することにより、その組み合わせは何通りにもなるため、クラッカーに推測されにくいパスワードを作成することが可能になるのだ。

【応用編】より賢いパスワードの変換法

「D」を活用した賢いパスワードの変換法

次に、応用編として、「D」を活用した高度なパスワード変換法を紹介しよう。

ところで、あなたは、スパイ映画の「007」で、「007」を「ゼロ・ゼロ・セブン」ではなく、「ダブル・オー・セブン」と呼ぶのを聞いたことがないだろうか?

この「ダブル・オー・セブン」とは、「Double(2倍の)O 7」、すなわち「OO7」を表し、「007」を表す別の呼び方だ。

そして、英語圏では、「Double」の略称として「D」が用いられる。

「D」=「Double(2倍の)」

そこで、この「007」と同様に、「D」の後ろの文字(列)を2倍にする変換を行うことで、クラッカーに推測されにくいパスワードを作成することが可能になるのだ。

例えば、「PASSWORD」と同じく、弱小パスワードの代表格とされる「ADMIN」を例にとって説明しよう。

上に示すように、「ADMIN」のパスワードの強度は「PASSWORD」と同じく最弱クラスだが、「D」を文字としてでなく、「007」の場合と同様に、

「D」:後ろの文字(列)を2倍にする(ダブらせる)

操作を表すものと読み替えることで、

「ADMIN

 ↓ 

「AMINMIN

と変換することができ、このように変換することで、

上のようにパスワードの強度を簡単に強化することができるのだ。

そして、このように変換した上で、上の表2に従って英文字を数字に置き換えることで、

「AMINMIN」

 ↓ 数字への変換

「41V1101V110」

と変換することができ、このように変換することで

上のようにパスワードの強度を大幅にパワーアップすることができるのだ。

「W」を活用した賢いパスワードの変換法

ところで、日本では「W(ダブリュー)」と「Double(ダブル)」の発音の類似性から、「W」を「Double」の意味で使用することがある。

例えば、「Wチャンス」や「Wデート」などの言葉を聞いたことがあるだろう。

参考

この「W」を「Double」の意味で使用することは、日本語独特の発想だそうだが、逆にこの発想を利用して「W」を、

「W」:後ろの文字(列)を2倍にする(ダブらせる)

操作を表すものと読み替えるようにしてもよい。

このようにすれば、上の「D」の変換と同様に、「W」を含むパスワードを大幅に強化することが可能になる。

「PASSWORD

 ↓

「PASSORDORD

「1745501220122」

実際、上の変換後のパスワードは数字しか含まないが、下のようにパスワードの強度が大幅にパワーアップしていることがわかる。

応用編のまとめ

Double(2倍の)」を意味する「D」「W」「後ろの文字(列)」を2倍にする(ダブらせる)操作を表すものとして読み替えることもできる。

例:「DO7」→「OO7」


以上のように、Leet表記法をマスターすることができれば、英文字から数字への変換のバリエーションを大幅に増やして、最強のパスワードや暗証番号を作成することが可能になる

それゆえ、あなたもLeet表記法をマスターして最強のパスワードを作成し、充実したオタクライフを満喫するようにしてほしい。

オタクパパより愛を込めて!

スポンサーリンク(Sponsored link)
スポンサーリンク(Sponsored link)

シェアする(SHARE)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

フォローする(FOLLOW)