バーのマスターも勧める最強の1曲 ルパンジャズを聴け!

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親愛なる読者諸君!

オタクパパだ。

あなたは、アニソンが好きだろうか?

私は大好きだ!

だが人間、歳をとると、10代や20代の頃みたいに、アニソンのハイテンションなノリについていけなくなってくるものだ。

第一、朝からノリノリのアニソンを聴いて、

「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」(*´∀`*)

引用 ニコニコ大百科

というわけにもいかなくなる(←おい)

もちろんそれだけではない!

我々オタクは、外出時にアニソンを聴くことで、常に公開処刑のリスクにさらされているのだ。

しかも、このリスクは歳をとればとるほど増大する

実際、つい先日も、同じ会社の20代の女性秘書(結構可愛い)と偶然同じ電車に乗り合わせたとき、次のように質問されたことがある。

秘書「オタクパパさん、いつも熱心に音楽を聴いておられるみたいですけど、いったい何を聴いておられるんですか?」

オタクパパ「ああこれは、アイドルマスターのやよいたんの『キラメキラリ』です! 毎朝これを聴くと元気が出るんですよ!」(震え声)

秘書「……は? やよいたん……?」

(どうフォローしていいのか分からず、必死で目が泳ぐ)

(↓)オタクパパの音楽趣味を知ったときの秘書の反応。こうなったら「終わり」である。

本当のこといえるかボケ!

明日から会社行けなくなるわ!

というわけで、上のように突然の不意打ちで公開処刑されないためにも、我々オタクという人種は、歳を重ねれば重ねるほど、人前で聴いても恥ずかしくないクールな大人の曲を開拓する必要に迫られるのだ。

だが、このとき、それまでアニソンしか聴いてこなかった我々オタクにとって、新たな問題が立ちはだかる。

「いったいどんな曲を開拓すればいいんだ?」

という問題だ。

しかしながら、できれば、アニソンを卒業するという選択肢は避けたい。

なぜなら、我々オタクにとって、

「オタクを辞める」ということは

「人生を辞める」ことと同義!

だからだ!

ん?

あなたの知り合いの中には、結婚や就職の際にオタクグッズを大量に捨てて、オタク趣味を立派に卒業したオタクもたくさんいるって?

いいか!

あんなのはオタクじゃない!

奴らは一時的にオタクのふりをしたニワカだ!

オタクは卒業しない! 

卒業するオタクはニワカだ!

この格言を胸の中に刻んでおくといい!

ん、誰の言葉かって?

もちろん、いま私がつくった格言(←おい)

というわけで、我々オタクには「卒業」という言葉がない以上、オタク的な嗜好を満たしつつ、歳をとって聴いても恥ずかしくないクールな大人の曲を開拓しなければならない

これは実にシビアな要求といえる。

「でもさ、大人の曲って、JAZZとかクラシックとかだろ?」

「オレ、JAZZとか、全然わかんねーし! 敷居が高いんだよね」

大丈夫!

我々にはまだ、アニソンのガンバスター」とでもいうべき最後の切り札がある!

それが、アニソンJAZZだ!


大人になったオタク向けのアニソンJAZZ紹介特別企画

このアニソンJAZZを聴け!


というわけで、本ブログの新企画を紹介しよう。

この企画は、これまで

1000曲以上ものアニソンJAZZ

を聴いてきたオタクパパが、アニソンを卒業しきれない大人のあなたのために、とっておきのアニソンJAZZを紹介するという特別企画だ。

というわけで、記念すべき第1弾は、

ルパンジャズだ!

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ルパンジャズとは?

ここで、ルパンジャズという言葉を初めて聴いた方もおられるかもしれないので、簡単に説明しよう。

ルパンとはいわずとしれた国民的な名作アニメの「ルパン三世」のことだ。

だが、ルパン三世が、JAZZといったいどんな関係があるのか?

そもそもなぜ、ルパン三世がJAZZと結び付くのか?

疑問に思われる方も多いかもしれない。

「有名なアニメ作品だし、どうせ『JAZZバージョンの曲も作ったら、そこそこ売れるんじゃないの?』という程度のテキトーな企画で作った曲だろ?」

このように思われる方もいるかもしれない。

たしかに、有名なアニメ作品には、そのようなテキトーな企画もあるのも否定できない事実だ。

だが、ルパンジャズは、そのようなテキトーな企画とはまさしく一線を画するものだ。

なぜなら、ルパンジャズは、本物のJAZZピアニストが本気で作った本格的なアニソンJAZZだからだ!

ルパン三世を手がけた作曲家・大野雄二の経歴

ところで、アニメの曲の作曲家というと、オタクでもない普通の人にはなじみが薄いかもしれない。

「どうせ子供向けのアニメの曲なんだし、作曲家のレベルもたいしたことないんじゃないの?」

アニメの作曲家に対して、このように考えている人もいるかもしれない。

だが、ことルパン三世の曲に関しては、これは大きな誤解といえるだろう。

なぜなら、ルパン三世の作曲家である大野雄二(おおの ゆうじ)氏は、ルパン三世の作曲を手がけるはるか以前から、プロのJAZZピアニストとして本格的な演奏活動をしていたからだ!

プロのJAZZピアニストとして活躍していた大野雄二氏

実際、大野雄二氏は、小学生の頃からピアノを始め、慶應義塾高等学校時代からジャズを独学で学んでいたそうだ。

そして、慶応義塾大学在学中は名門ビッグバンド「慶應義塾大学ライトミュージックソサエティ」に所属し、「慶応のピアノ三羽ガラス」と呼ばれ、大学を出てからは自らバンドも結成し、プロのJAZZピアニストとして活躍していたのだ!

「え!? ルパン三世の作曲家って、プロのJAZZピアニストだったの!?」

驚かれるかもしれないが、これは事実だ!

実際、大野雄二氏自身、若い頃はプロのJAZZピアニストとして生きていくことを目指しており、将来、自分が作曲家になるなどとはそもそも考えてもいなかったそうだ。

大学を出た時には、「ジャズのピアニストにでもなるか(笑)」と思っていたから、作曲家になろうなんて全然考えていなかった。

引用  JASRAC 大野雄二インタビュー

それではなぜ、プロのJAZZピアニストが、ルパン三世のようなテレビアニメの作曲を手がけるようになったのだろうか?

大野雄二氏によると、ふとしたきっかけから「CM(コマーシャル)の曲を書いてみませんか」と誘われ、それが縁となって、数多くのテレビドラマや映画のBGMを手がけるようになったそうだ。

そして大野雄二氏は、1977年に「ルパン三世」の第2シリーズの作曲を依頼されたときのことを、次のように回想している。

「ルパン三世」の音楽を作るのを頼まれたとき、キャラクターや設定が気に入ったし、ルパンには無国籍なイメージがあるよね。だから、『これはオレに向いてる仕事だ!』と思ったよ。しかもアニメだし。人間のドラマだと限界あるからね(笑)。

引用  JASRAC 大野雄二インタビュー

実際、ルパン三世のサントラを改めて聴いてみると、ルパンの軽快でファンキーな曲や、次元のハードボイルド風の曲、五右衛門の和楽器風の曲、不二子のおしゃれで女性的な洗練された曲、銭形警部の演歌風の曲など、実にバラエティに富んだ曲であることに気づく。

また、ルパン三世のテーマのアレンジだけでも、なんと100バージョン以上もあるそうだ!

参考

ジャズとエンターテイメントの架け橋として偉大な成功を遂げた極意を学ぶ

余談だが、我が家で購入された2番目のアニメ関連のレコードが、大野雄二氏のルパン三世のサウンドトラックだったのだが(1番目のレコードは「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌)、子供心にその曲風の多彩さ・幅広さに驚いたものだ。

1つの作品にこれだけ多彩な曲が詰め込まれた作品は、世界を股にかけるルパンを主人公にしたアニメならではといえるだろう。

このように、ドラマよりもはるかに自由度が高い曲作りができる点で、ルパンとの出会いは、大野雄二氏にとってはまさしく天命ともいえるものといえるだろう。

そして、そんな大野雄二氏が、プロのJAZZピアニストとしての原点に立ちもどって作曲したのが、このルパンジャズなのだ!

このように、ルパンジャズのJAZZとしてのクオリティが高いのはむしろ当然なのだ!

ルパンジャズ1stアルバムの各曲のレビュー

というわけで、プロのJAZZピアニストである大野雄二氏がリリースしたルパンジャズの1stアルバム「LUPIN THE THIRD “JAZZ”」について簡単なレビューをしていこう。

1曲目:Theme From Lupin III [Full size version]

1曲目は、いわずと知れたルパン三世のテーマ曲だ!

だが、このJAZZバージョンは、いつも聞き慣れたアップテンポな感じのノリノリの曲ではなく、スローテンポでピアノとジャズギターで聞き慣れた旋律を演奏する、しっとりと落ち着いた大人の雰囲気の曲に仕上がっているのが特徴だ。

どことなく気だるい旋律は、さながら、場末のバーのカウンター席で、次元がバーボンを味わいながら聴いているようなイメージというのだろうか?

こういう曲を落ち着いて聴けるようになれば、あなたも立派なアニソンJAZZリスナーになったといえるだろう。

まさしく、ルパン三世の大人の一面をじっくり堪能できる名曲だ!

2曲目:O Meu A Mor

しっとりと落ち着いた雰囲気の1曲目とはうって変わって、2曲目は、軽快なピアノの旋律が印象的な曲だ。

ちなみに、原曲は、1999年7月に金曜ロードショーで放映されたルパン三世 TVスペシャル第11弾の「ルパン三世 愛のダ・カーポ〜FUJIKO’S Unlucky Days〜」のエンディングテーマだ。

原曲を歌ったのは、ブラジル・サンパウロ出身のソニア・ローザ

「ルパン三世 PartⅢ」のエンディングテーマ「フェアリー・ナイト」を歌った人といえば、記憶しておられる方も多いかもしれない。

そのソニア・ローザが14年ぶりに歌ったのが、原曲の「愛のダ・カーポ」だ。

なお、「O Meu A Mor」は、ポルトガル語で「私の愛」というそうだ。

原曲は、南米が舞台のエピソードのエンディング曲だったためか、ボサノヴァ的な気だるいゆったりとした感じが魅力的な曲だが、このJAZZバージョンは、原曲のリズムをうまくJAZZ風に昇華している。

一番の聞き所は、中盤のオスカー・ピータンソン的ともいえる華麗なピアノ曲の盛り上がりに続く、一連のパーカッションだろう。

ピアノとドラムがうまくかみ合って、軽快でノリノリのJAZZのライブ的な楽しい雰囲気が楽しめる一曲だ。

3曲目:LOVE THEME

3曲目は、「ルパン三世(TV第2シリーズ)」のエンディング「ルパン三世愛のテーマ」だ。

当時「これがTVアニメのエンディング曲なのか!」と少年心に衝撃を受けたクオリティの高い名曲だ。

特に、水木一郎氏が歌う渋い歌は、哀愁ただよう男のロマンを感じさせる珠玉の名歌であり、私のような昭和生まれのオタクがカラオケで歌うなら、この曲を選ぶ人も多いのではないだろうか。

もちろん、JAZZバージョンのほうも原曲に劣らず、素晴らしい曲だ。

美しいピアノの音色で紡ぎ出され、ルパンのセクシーかつダンディなイメージがまったく色あせずに見事に表現されている

特に、中盤のベースの哀愁ただよう旋律が、この曲の一番の聞き所だ。

バーのカウンター席で一人、グラスを傾けながら聴いても、まったく違和感のない一曲といえるだろう。

4曲目:Members Only

4曲目は、このアルバムのために大野雄二氏が特別に書き下ろした曲だ。

渋いサックスの旋律から始まるこの曲は、マンハッタンのような大都会の夜を颯爽と歩くようなダンディズムあふれる曲だ。

もはや「格好いい」などという陳腐な言葉を完全に突き抜けているといっても過言ではないレベルだ。

「男ならつべこべ言わずに、黙って聴け!」

とは、まさしくこの曲のために用意された言葉だろう。

これぞ大人の曲といえる一曲だ。

5曲目:Zenigata March

5曲目は、「とっつぁん」こと銭形警部のテーマ曲である銭形マーチだ。

冒頭からいきなり聴く者のハートを鷲づかみにするような、哀愁漂う旋律が特徴的な一曲だ。

ちなみに、原曲の銭形マーチは、ルパン音頭も歌った三波春夫による歌もある。歌詞が心にしみるのでぜひ聴いてほしい。

さて、JAZZ版のほうだが、こちらは、まるで肩を震わせながらむせび泣くように震えるベースの悲しい音色は、聴く者をして思わず悲しみを抱かずにはいられない。

聴いていてなぜか、日本人街のごちゃごちゃした居酒屋で、一升瓶をもった銭形警部が、「ルパ〜〜〜ン! 逮捕だあ〜〜〜!」と、ルパンの名前を呟きながら日本酒をあおっているシーンが浮かんでくる。

大人の哀愁に満ちたメロディは、中盤を飾るのにふさわしい曲といえるだろう。

心が震える1曲とは、まさしくこういう曲をいうのだろう。

6曲目:Funny Walk

6曲目は「ルパン三世 PartⅡ」でストーリーの出だしに良く流れた曲、Funny Walkだ。

Funny Walk(こっけいな歩きぶり)というタイトルが示すとおり、軽快でファンキーな雰囲気が漂う楽しい曲だ。

軽快なドラムのリズムから始まるこの曲は、独特のリズムで聴いているだけで楽しくなってくる。

ジャズギターの旋律が味わい深い1曲といえるだろう。

7曲目:Fire Treasure

7曲目は「ルパン三世 カリオストロの城」の主題歌「炎のたからもの」のJAZZアレンジだ。

もの悲しいサックスの音色がゆっくりと美しい旋律を奏でる素晴らしい曲だ。

また、全体的にスローテンポで、ピアノとベースの落ち着いた伴奏も味を出している。

だが、やはりこの曲の一番の聞き所は、サックスのソロだろう。

静寂の中で一人ドライブを楽しみながら聴くといいかもしれない。

じっくり落ち着いて聴かせる一曲だ。

8曲目:Manhattan Joke

8曲目は、劇場版「ルパン三世 バビロンの黄金伝説」の主題歌「デビュー/MANHATTAN JOKE」のJAZZバージョンだ。

ちなみに、原曲は、河合奈保子による唯一の週間一位獲得シングルであり、また、1985年暮れの「第27回日本レコード大賞」で金賞を受賞したという何気に凄い曲だったりする。

中盤からのジャズギターの流れるようなメロディがとてつもなく格好よく、駆け抜けるような疾走感あふれる1曲だ。

この曲を聴いて、原曲がアニメの主題歌などと思う人は誰もいないだろう。

それほどクオリティの高い洗練された大人の曲だ!

9曲目:Love Squall

9曲目は、ルパン三世Ⅱのエンディング曲。

原曲は、不二子のルパンへの心情を描いた美しい曲だが、JAZZバージョンのほうも、しっとりと落ち着いたピアノの旋律が美しいJAZZに仕上がっている。

原曲のLove Squallは、作詞家の槇小奈帆(まきさなほ)氏の回想によると、鹿児島のライブに出発する直前に依頼を受け、飛行機から鹿児島空港に着いたとたん、ものすごいスコールに見舞われ、それがヒントになって「愛のスコール」というタイトルにしたという逸話があるそうだ。

参考

歌手、作詞、訳詞と様々な方面で活躍。鋭敏な言語感覚を自作の歌詞に投影、体全体で表現する独特の唱法が印象的。訳詞ルパン3世峰不二子のテーマラブ・スコールなど多くの作品がある。

アニメのエンディングでは、海岸線を歩くコートを着た不二子が、意を決したように帽子を海に投げるシーンが印象的だった。

1分ちょっとの短いエンディングだったが、不二子のルパンに対する本心?が描かれていて、少年心にキュンときたものだ。

小悪魔的な不二子の魅力がピアノの旋律に現れた魅力的な一曲だ。

特に、中盤のベースとピアノとの駆け合いが素晴らしいの一言だ。

終わり方も女性的でいかにもJAZZっぽい。

女性のハートをつかむ最強のアニソンJAZZをあげろといわれれば、まさしくこの1曲だ。

【まとめ】

以上、ルパンジャズのさわりについて簡単な紹介をさせてもらった。

ルパンジャズは、JAZZアルバムとしての完成度の高さのためか、本場のバーでもよく流れており、バーのマスターも勧めるほどだそうだ。

というわけで、本ブログでは、多くの読者にアニソンJAZZの素晴らしい世界を知ってもらうため、「大人になったオタク向けのアニソンJAZZ紹介特別企画」として、今後も数多くのアニソンJAZZを紹介していきたいと思う。

それでは、あなたも大人向けのクールなアニソンJAZZを聴いて、充実したオタクライフを満喫してほしい!

オタクパパより愛を込めて!

 

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